レコードのインポート
目的 
指定されたファイルまたはデータソースからレコードをインポートします。
構文 
レコードのインポート [ダイアログなし; 「<ソースまたはファイル名>」; 追加/既存のレコードを更新する/一致するレコードを更新する; <プラットフォームおよび文字セット>]
オプション 
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[ダイアログなしで実行] オプションを選択すると、このスクリプトを実行したときにインポート関連ダイアログボックスが表示されなくなります。ただし、データソースファイルが指定されていない場合は、FileMaker Pro からスクリプトを実行すると [ファイルを開く] ダイアログボックスが表示されます。
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[データソースを指定] オプションでは、インポートするデータのファイルまたはソースを選択することができます。選択したファイルやソースによっては、次の追加のオプションを指定するダイアログボックスが表示される場合があります。
 
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[インポート順の指定] オプションを選択すると、あらかじめ定義されたインポート順を使用することができます。ファイルで使用された最後のインポート順がデフォルトとして表示され、編集することができます。このオプションを使用して、複数の繰り返しフィールドのデータをまとめておくか、繰り返しフィールドを別々のレコードに分割するかを選択できるとともに、新しいレコードを追加するか、または現在の対象レコードにあるデータを置き換えるか、またはデータを新しいテーブルとしてインポートすることを選択することもできます。
メモ  インポート元のフィールドとインポート先のフィールドが照合名を使用してマップされている場合、フィールド名は、スクリプトステップが実行されるたびに動的に照合されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
一部 
FileMaker Go 
一部 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
一部 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
[インポート順の指定] オプションを使用すると、設定されたインポート順を使用してインポートすることができます。 またはダイアログボックスを使用してこのスクリプトステップを実行すると、ユーザは新規テーブルとしてデータをインポートするなど新しい基準を設定できます。
ソースファイルが開いている場合は、対象レコードがインポートされます。 開いていない場合は、ソーステーブルのすべてのレコードがインポートされます。
このスクリプトステップを FileMaker Server スクリプトスケジュールに含め、[スクリプトの編集] ダイアログボックスで [ダイアログなしで実行] を選択しない場合、スクリプトステップの後に (互換性なし) という文字が表示されます。ただし、スクリプトは実行されます。動作は、[ダイアログなしで実行] が選択されたときと同じです。詳細については、Get ( ドキュメントパス一覧 ) 関数を参照してください。
FileMaker Server スクリプトで、次のいずれかを実行するようにスケジュールするとエラーが発生します。
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メモ
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<Documents>/file.csv
<Temporary Path>/file.csv
<Documents>/Folder1/file.csv
<Temporary Path>/Folder1/Folder2/Folder3/Folder4/file.csv
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FileMaker WebDirect では[ダイアログなしで実行] または [ソースファイルの指定] オプションはサポートされていません。
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例1 
メッセージを表示せずに新製品カタログ.xlsx の情報を新規レコードとしてインポートします。
レイアウト切り替え [「製品」]
レコードのインポート[ダイアログなし;ソース:"New Product Catalog.xlsx"; Worksheet:"在庫"; 追加; Mac 英語]
例2 
既存のレコードを新製品カタログ.xlsx の情報で更新します。
レイアウト切り替え [「製品」]
レコードのソート [記憶する; ダイアログなし]
レコード/検索条件/ページへ移動 [最初の]
レコードのインポート[ダイアログなし; ソース:"新製品カタログ.xlsx"; ワークシート:"在庫"; 一致するレコードを更新; Mac 英語]
例3 
レコードをインポートした後に次のシリアル値を設定します。日付および自動入力されたその他の値を維持するために [インポート中、入力値の自動化オプションを実行する] が選択されていない場合に便利です。
レイアウト切り替え [「製品」]
レコードのインポート [ダイアログなし; ソース:"新製品カタログ.xlsx"; ワークシート:"在庫"; 追加; Mac 英語]
次のシリアル値を設定 [請求書::請求書 ID; Get ( レコード総数 ) + 1]
レコードのソート [記憶する; ダイアログなし]
レコード/検索条件/ページへ移動 [最初の]
関連項目 
次のシリアル値を設定 スクリプトステップ
レコードのエクスポート スクリプトステップ
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)