カスタムメニュー項目の作成と編集(FileMaker Pro Advanced)
メニューを作成した後、メニュー項目を作成できます。FileMaker の標準メニューのコピーとして表示されるメニュー項目を、作成または編集することもできます。メニュー項目には、コマンド、サブメニュー、または 区切り線があります。標準の FileMaker コマンドに基づいたメニュー項目を作成できます。また、初期状態ではコマンドが割り当てられていないメニュー項目を作成することもできます。
FileMaker コマンドに基づいたメニュー項目を作成するとき、そのメニュー項目はコマンドの全プロパティを継承します。プロパティ(タイトル、ショートカット、または処理を上書きして、メニュー項目をカスタマイズできます。
コマンドを割り当てられていないメニュー項目を作成すると、[カスタムメニューの編集] ダイアログボックスの [メニュー項目] リストに、<名称未設定>のメニュー項目が表示されます。そして、メニュー項目プロパティをカスタマイズできます。
カスタムメニューのメニュー項目を追加または編集するには、次の操作を行います。
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[ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [カスタムメニュー...] を選択し、[カスタムメニュー] タブをクリックします。
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[作成] をクリックし、新規メニュー項目を一覧に追加します。[メニュー項目タイプ] で、[コマンド] を選択した後、[既存のコマンドを使用] を選択します。[FileMaker コマンドの指定] ダイアログボックスで、コマンドを選択し、[選択] または [OK] をクリックします。
ヒント  Shift キーを押しながら [作成] をクリックすると、<不明> のコマンドメニュー項目を作成できます。
[作成] をクリックし、新規メニュー項目を一覧に追加します。[メニュー項目タイプ] で、[サブメニュー] を選択した後、[指定...] をクリックします。[メニューの選択] ダイアログボックスで、[メニュー] を選択した後、[選択] をクリックします。
メモ  最大で 100 のメニューをメニューバーに追加できます。サブメニューにメニュー自体が含まれている場合、そのメニューを追加すると、すぐに限界に到達する可能性があります。
[作成] をクリックし、新規メニュー項目を一覧に追加します。[メニュー項目タイプ] には、[区切り線] を選択します。
一覧からメニュー項目を選択し、[複製] をクリックします。
一覧からメニュー項目を選択し、[削除] をクリックします。
矢印 データビューアボタンを開く/閉じる を上下に移動して、一覧のメニュー項目の順序を変更します。
5.
メニュー項目の一覧から各メニュー項目を選択し、プロパティを指定した後、[OK] をクリックし、[カスタムメニュー編集] ダイアログボックスを閉じます。
 
[既存のコマンドを使用] で、[指定...] をクリックし、別のコマンドを選択した後、[選択] または [OK] をクリックします。
[メニュー項目タイプ] で、異なるタイプを選択します。(たとえば、区切り線からコマンドに変更できます。
[タイトル] を選択し、新規の名前を入力します。
メニュータイトルが計算結果に基づくようにするには、[指定...] をクリックし、[計算式の指定] ダイアログボックスで式を構築します。
[ショートカット] を選択します。[ショートカットの指定] ダイアログボックスでキーの組み合わせを入力し、[OK] をクリックします。キーボードショートカットは、[メニュー項目] 一覧のメニュー項目に表示されます。
[ショートカット] で、[指定...] をクリックし、キーの組み合わせを入力し、[OK] をクリックします。
[処理] を選択します。[スクリプトステップの設定] ダイアログボックスでステップを選択し、必要に応じてオプションを指定し、[OK] をクリックします。スクリプトとスクリプトステップの詳細については、作業を自動化するためのスクリプトの作成を参照してください。
ヒント  現在実行中のスクリプトの動作を変更(スクリプトの停止、終了、再開、一時停止など)するには、[スクリプト実行] スクリプトステップを使用します。
[処理] で、[指定...] をクリックしてスクリプト定義を変更した後、[OK] をクリックします。
[インストールの条件:]では、結果として論理値を生成する計算を指定します。
メニュー項目が必ずインストールされるようにするには、[インストールの条件:]で、“1” を入力します。たとえば、Windows または OS X でファイルを開いたときにメニュー項目が表示されるようにするには、1 を入力します。
メモ
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コマンドの動作(タイトル、キーボードショートカット、または処理)を上書きするには[既存のコマンドを使用] チェックボックスを選択し、別のコマンドを選択する必要があります。チェクボックスが選択されなければ、元のコマンドの動作は残ります。
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異なる2つのメニュー項目に同じキーボードショットカットまたはアクセスキー (Windows) を入力した場合、FileMaker Pro では、次のようにコマンドの最初のインスタンスが認識され発行されます:
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メニューまたはメニュータイトルの中にアンパサンド(&)を表示する場合、アンパサンドを2回入力します。たとえば、メニュー名を「レコード & レポート」と表示する場合、タイトルに「レコード && レポート」と入力します。
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[利用できるメニューコマンド] を [編集のみ] または [最小] に設定すると、FileMaker コマンドのメニュー項目は設定に従って有効または無効になります。その他の処理をカスタマイズした項目を含むメニュー項目はすべて無効になります。たとえば、[編集のみ] を選択した場合、FileMaker のすべての基本的な編集コマンドは有効になりますが、その他の項目(処理をカスタマイズした項目を含む)は無効になります。
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[利用できるメニューコマンド] を [すべて] に設定すると、通常はすべてのメニュー項目が有効になります。
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関連項目 
カスタムメニューセットの作成と編集(FileMaker Pro Advanced)