数字を含むフィールドに対する書式の設定数字フィールド、計算結果が数字となる計算フィールド、および集計フィールドでの値の表示方法を設定することができます。
1. レイアウトモードで、数字を表示する1つまたは複数のフィールドを選択します。オブジェクトの選択を参照してください。
2.
3. [データの書式設定] 領域で、[数字] をクリックし、使用する書式を書式一覧から選択します。
論理値(通常は、真または偽で表示される値)として表示する
• すべての値を同じ桁数で表示するように指定するには、[小数点以下の桁数:] を選択して、桁数を入力します。この場合、正の値で小数点の右側の桁数を指定し、負の値で左側の桁数を指定します。
• 数字の単位を指定するには、単位として表示させる [記号] を入力し、[表記法] の書式一覧からいずれかのオプションを選択して記号の挿入位置を指定します。記号にはcm(センチメートル)、km(キロメートル)、kg(キログラム)、ft(フィート)などがあります。
• 負の数に特殊な書式を指定するには、[マイナス表示] エリアで表記法を選択します。負の数を別の色(赤など)で表示するには、パレットから色を指定します。
• 数字から小数部分を分ける記号を変更するには、[マイナス表示] に値を入力します。
• 3桁ごとに位取りを挿入するには、[3 桁区切りを使用] を選択して、値を入力します。
• 数字を小数で表示させるための表記法以外のすべてのオプション一覧は、[パーセント] からも有効にすることができます。 通貨記号を変更するには、[記号:] に値を入力します。数字を小数で表示させるための表記法以外のすべてのオプション一覧は、[通貨] からも有効にすることができます。
• [標準形式で表示] を指定した場合にフィールド値が 10 桁以上の数字であると、その数字がデフォルトのフィールド境界の最大バイト数である 10 バイト以内に納まるように科学的記数法を使って表示されるか、丸められるか、または必要に応じてその両方が行われます。科学的記数法が使用される場合は、10 のべき乗で表された小数が表示されます。 たとえば、123,456,789,000 は、「1.2346E+11」と表示されます。[標準形式で表示] を指定した場合にフィールド値が 10 桁未満の数字のときは、[入力モードそのまま] を指定した場合と同じ結果になります。
• 数字が小数として書式設定されている場合に入力した桁数が指定された固定の桁数を超えると、その数字は丸められます。(たとえば、“789.78”と入力した場合、固定の桁数として3を指定するとフィールドには「789.780」と表示され、固定の桁数として0を指定すると「790」と表示されます。 また、固定の桁数として -2を指定すると、「800」と表示されます。)ただし、保存されているのは丸められていない数字で、計算と集計にも丸められていない数字が使用されます。
• 小数として書式設定された数字フィールドには、数字のみが表示および印刷されます([数字書式] ダイアログボックスで指定された区切りと記号を除く)。数字フィールドにテキストと記号(「100g あたり 198 円」など)を表示するには、[入力モードそのまま] を選択します。このフィールドを計算や集計に使用すると数値のみが使用されます。
• [論理値の表示] を指定した場合、数字以外のデータが含まれる数字フィールドの値は、数字の内容が含まれないため空白で表示されます。たとえば、「ABC」という値は空白として表示されます。ただし、計算式では、数字以外のフィールドの内容は偽(0)を返します。
• 数字フィールドの定義の詳細については、数字フィールドについてを参照してください。