パスワード変更
目的 
現在のアカウントに設定されているパスワードを変更します。
構文 
パスワード変更 [旧パスワード: "<旧パスワード>";
新パスワード: "<新パスワード>"; ダイアログなし]
オプション 
[指定...] をクリックすると、[[パスワード変更] のオプション] ダイアログボックスが表示されます。 ここでは、次のオプションを設定することができます。
 •
旧パスワード: ] には、現在のアカウントの古いパスワードを入力します。テキストを入力するか、または [指定...] をクリックして計算式からパスワードを生成することができます。
 •
[新パスワード:] には、現在のアカウントの新しいパスワードを入力します。テキストを入力するか、または [指定...] をクリックして計算式から新しいパスワードを作成することができます。
 •
[ダイアログなしで実行] を選択すると、このスクリプトを実行したときに [パスワード変更] ダイアログボックスが表示されなくなります。このオプションが選択されている場合はスクリプトステップとともに保存されている文字パスワード情報が使用されるか、または計算式に基づいて新しいパスワードが生成されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
一部 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
一部 
インスタント Web 公開 
一部 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
このスクリプトステップを実行すると、[ダイアログなしで実行] が選択されている場合以外は、[パスワード変更] ダイアログボックスが表示されます。[パスワード変更] スクリプトステップではパスワードを変更することはできますが、アクセス権を変更することはできません。
メモ
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ユーザがこのスクリプトステップを使用してパスワードを変更するには、パスワードの変更アクセス権が必要です。パスワードの変更アクセス権を持たないユーザがこのスクリプトステップを実行できるようにするには、[スクリプトを完全アクセス権で実行] を選択します。
 •
エラー処理 スクリプトステップ を使用してエラー処理を有効にしている場合を除き、ユーザはパスワードの変更を5回まで試行することができます。
 •
 
次の例はパスワードで保護されているデータベースで起動スクリプトとして使用されるもので、データベースを開くたびに、2回に一度ずつ [パスワード変更] ダイアログボックスを表示し、ユーザに自分のパスワードを頻繁に変更するように勧めます。[開いた回数] フィールドは数字タイプのグローバルフィールドの数字フィールドで、データベースを開いた回数を記録するために使用します。
ユーザによる強制終了を許可 [オフ]
フィールド設定 [テーブル1::開いた回数; テーブル1::開いた回数 + 1]
If [ Int ( テーブル1::開いた回数 / 2 ) * 2 < > テーブル1::開いた回数]
パスワード変更 []
End If
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)