スクリプトのデバッグ(FileMaker Pro Advanced)
スクリプトデバッガは、FileMaker スクリプトをトラブルシューティングするためのインタラクティブなツールです。
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サブスクリプトにステップインして一度に1ステップずつ実行するか、サブスクリプトからステップアウトする
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このコマンドは、強調表示されたステップに制御を渡しますが、ステップの実行は行いません。スクリプトの実行またはステップのデバッグを再開すると、強調表示されたステップが実行されます。 最後に実行されたステップと指定された次のステップの間にあるステップは実行されません。 ステップをクリックして強調表示してから [次のステップを設定] をクリックします。
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スクリプトが終了するまで、またはブレークポイントが現れるまで、すべてのスクリプトステップを実行する動作と、一時停止を切り替えます。スクリプトを一時停止しているときに、[ コールスタック] 一覧のスクリプトをダブルクリックすると、編集できます。アクティブなスクリプトは、それぞれ [スクリプトの編集] ダイアログボックスに別々に表示されるため、複数のスクリプトを編集できます。スクリプトの実行は、変更を保存するまで停止しません。
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また、[ツール] メニューの [ デバッグコントロール] から、[ スクリプトトリガを無効にする] または [ スクリプトトリガを有効にする] を選択できます。
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ブレークポイントによって、スクリプトデバッガはスクリプトの大きいセクションを実行でき、ブレークポイントでマークされたセクションのみを調べるために一時停止します。スクリプトデバッガを使用していない場合、FileMaker Pro では、ブレークポイントは無視されます。スクリプトの作成時に、スクリプトデバッガ内のブレークポイントを設定または消去することができます。スクリプトの作成時にブレークポイントを設定するには、ステップの左側をクリックします。ブレークポイントは、それが設定されたスクリプトと共に保存されます。ブレークポイントは、複数のステップで設定できます。
メモ ボタンまたはカスタムメニューで呼び出したステップは、ブレークポイントを設定できません。
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メモ ボタンまたはカスタムメニュー項目に関連するスクリプトステップを編集するには、[ボタン設定] ダイアログまたは [カスタム関数の編集] ダイアログを使用します。
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[最後のエラー]
で、エラー番号をクリックし、エラーの詳細を示したヘルプトピックを開きます。
FileMaker Pro エラーコードを参照してください。
メモ スクリプトトリガによって有効になったスクリプトを1行ずつ実行するためにスクリプトデバッガを使用すると、ドキュメントウインドウの処理、フィールドまたはレコード間の移動、データの変更、ウインドウを閉じること、または終了することができません。スクリプト処理がブロックされるのは、スクリプトが何らかの操作によってトリガされた場合にのみ起こります。スクリプトトリガによって有効化されていないスクリプトをデバッグすると、ドキュメントウインドウ、フィールド、およびレコードの処理は問題なく実行されます。
スクリプトデバッガでスクリプトを実行すると、サブスクリプトを表示できます。たとえば、スクリプト A がスクリプト B を呼び出し、スクリプト B がスクリプト C を呼び出す場合、3つのスクリプトすべてでステップを表示できます。
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[ツール] メニュー から [ スクリプトデバッガ] を選択します。
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[スクリプトの管理] ダイアログボックスからスクリプトデバッガを開くには、スクリプトを選択し、Shift キーを押しながら [
実行] をクリックします。スクリプトデバッガを閉じるには、 Ctrl(Windows)キーまたは command(Mac OS)キーを押しながら [
実行] をクリックします。キーボードショートカットの詳細については、
FileMaker Pro Advanced キーボードショートカット(Windows) および
FileMaker Pro Advanced のキーボードショートカット(Mac OS)を参照してください。
[コールスタック] 一覧に、サブスクリプトが表示されます。
4.
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[コールスタック] 一覧でスクリプトを選択し、表示領域にスクリプトのステップを表示します。
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適切なスクリプトのデバッグを効率的に実行するため、スクリプトデバッガでは、一部のスクリプトステップは無視されます。[ユーザによる強制終了を許可] スクリプトステップでオプションが [オフ] に設定されていても、スクリプトの実行を停止することはできません。また、[ウインドウの調整] スクリプトステップのオプションが [隠す] または [最小表示] に設定されていても、[ステップオーバー] または [ステップイン] ボタンを使用してそのスクリプトステップに到達したときに、ウインドウは非表示または最小表示になりません。
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アクセス権が [変更可能] に設定されているスクリプトで [実行のみ可能] アクセスのスクリプトを実行する場合、[実行のみ可能] のスクリプトは実行されますが、スクリプトデバッガにステップは表示されません。[実行のみ可能] のスクリプトで、アクセス権が [変更可能] に設定されているスクリプトを実行する場合、スクリプトデバッガには [変更可能] のスクリプトのステップのみが表示されます。スクリプトを編集するには、[スクリプトの認証 / 認証解除] ボタンを選択します。スクリプトのアクセス権および完全アクセスで実行されるスクリプトの詳細については、 スクリプトアクセス権の編集を参照してください。
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スクリプトステップの一覧のボタンで呼び出したスクリプトステップでスクリプトデバッガが止まる場合は、一覧のすぐ上のテキストは、[
ボタン:<ボタンの名前>]、またはインスペクタに名前が割り当てられていない場合は [
ボタン:<名称未設定ボタン>] に変わります。