ファイルの保存とコピーデフォルトでは、FileMaker Pro では、操作中のデータへの変更は自動的に保存されるので、加えた変更を保存するコマンドはありません。次の操作を行うことができます。一部の操作では、ファイルは保存されません。詳細については、このページの「FileMaker Pro によってファイルが保存されない場合」を参照してください。
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メモ 外部に保存されているオブジェクトデータを含むファイルのコピーを作成するには、[すべてを含むコピー] を選択します。[現在のファイルのコピー] および [データなしのコピー] オプションは外部に保存されたデータをコピーしません。これらのオプションを使用する場合は、まずオブジェクトフィールドにデータを埋め込む必要があります。詳細については、データを外部に保存するオブジェクトフィールドの設定を参照してください。
6. [保存後] で必要に応じて次の中から1つまたは両方のオプションを選択します。
7. [保存] をクリックします。ファイルが開いているときにファイルの状態のみが変更された場合、FileMaker Pro はファイルの状態の変更を保存しません。次に変更が保存されない場合の例を示します。
• たとえば、ファイルを開き、レコードをソートしてからファイルを閉じた場合、FileMaker Pro は、ソート順を保存しません。一方、ファイルを開き、新規レコードを追加してレコードをソートしてからファイルを閉じた場合、FileMaker Pro はソート順と新規レコードを保存します。
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• [キャッシュをディスクに書き込む] スクリプトステップを含むスクリプトを作成および実行して、FileMaker Pro が変更を保存する時を指定することもできます。このスクリプトは、RAM に格納されているデータをハードディスクに移動させるコマンドです。詳細については、キャッシュをディスクに書き込む スクリプトステップを参照してください。
• FileMaker Pro では、デフォルトの場合、レイアウトのデザインの変更は自動的に保存されません。したがって、レイアウトモードでレイアウトをデザインしているときは、作業内容を定期的に保存することをお勧めします。レイアウトの変更が自動的に保存されるように環境を設定することもできます。詳細については、レイアウトの変更の保存と復帰を参照してください。
• レコードデータを保存する場合に、より詳細に管理したい場合は、レイアウトごとに [レコードの変更を自動的に保存する] オプションを選択解除できます。詳細については、レイアウトのレコード自動保存オプションの設定を参照してください。
• FileMaker Pro データを Excel と PDF ファイル形式で保存できます。詳細については、データの保存、インポート、およびエクスポートを参照してください。
• FileMaker Server でホストされている FileMaker Pro データベースファイルでは、[名前を付けて保存...] コマンドはサポートされていません。
• FileMaker Go: データを外部に保存するオブジェクトフィールドと共にファイルを転送する前に、オブジェクトフィールドのデータを埋め込む必要があります。FileMaker Pro で、[すべてを含むコピー (単一ファイル)] を選択します。オブジェクトデータはコピーに埋め込まれます。それからそのコピーをデバイスに転送します。