レイアウトオブジェクトの条件付き書式の定義オブジェクトが指定された条件を満たす場合は、自動的に変更するようにレイアウトオブジェクトの書式設定ができます。たとえば、条件付き書式を使用して、30 日以上期限経過になっている残高を自動的に大文字で赤字のテキストで表示できます。条件付き書式の設定はデータの表示方法や印刷方法に影響するだけで、データがどのようにデータベースに保存されるかについては影響しません。
1. レイアウトモードで、1つまたは複数のオブジェクトを選択します。
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3. [条件付き書式] ダイアログボックスで、[追加] ボタンをクリックして新しい条件を定義します。
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過去に指定された日数より少ない日付のデータで、現在と将来の日付を含んだもの。下記の注意参照。 将来に指定された日数より少ない日付のデータで、現在と将来の日付を含んだもの。下記の注意参照。
• 計算に基づく書式を指定するには、[条件] で[計算式が ] を選択します。[指定...] をクリックすると、計算式を定義することができます。詳細については、[計算式の指定] ダイアログボックスを参照してください。
6. [OK] をクリックします。メモ どのフィールドに条件付き書式が適用されているのかを表示するには、[表示] メニューの[オブジェクト] サブメニューから [条件付き書式] を選択します。 が条件付き書式のフィールドに表示されます。条件付き書式設定を移動、無効化、有効化、および削除は、条件付き書式がオブジェクトに適用される順番を変更します。
条件をダブルクリックして、設定を変え、次に、[OK] をクリックします。 上下矢印()を使用して、新しい位置に条件をドラッグします。 条件を選択して、[削除] をクリックします。
• 次のレイアウトオブジェクトに対して条件付き書式を設定できます。テキスト、フィールド(外部 ODBC データソースからのフィールドを含む)、マージフィールド、レイアウト記号(日付、時刻、ページ番号、レコード番号など)、テキストベースのボタン、Web ビューア、およびタブパネル。条件付き形式は、非テキストオブジェクト(長方形のレイアウトオブジェクトなど)には利用できません。
• レイアウトモードで作業中に条件付き書式の効果を見るには、[表示] メニューの [オブジェクト] サブメニューから[サンプルデータ] を選択します。条件付き書式を表示するには、ファイルが条件を満たすレコードデータを含んでいる必要があります。
• オブジェクトに複数の書式条件を設定した場合は、すべての条件はリストの冒頭から評価されます。「真」を評価する各条件を以前の書式に設定されたオブジェクトに追加します。
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• オブジェクトの表示状態が [フォーカス] の時は、条件付き書式設定は無視されます。詳細については、オブジェクトの表示状態の指定を参照してください。現在の日付が 2014 年 11 月 20 日の場合で、「4日前より少ない」を指定した場合現在の日付が 2014 年 11 月 20 日の場合で、「4日後より少ない」を指定した場合
• 数字と日付の書式設定([数字書式]および [日付書式] ダイアログボックスで指定)は、条件付き書式の設定後に適用され、データが条件付き書式の基準を満たした場合でも保持されます。場合によって、数字、日付、および条件付き書式の設定は結合されます。たとえば、塗りつぶし色が黄色にして、[数字書式] ダイアログボックスで負の数を赤で表示するように設定し、同じフィールドで負の数を青で表示するように条件付き書式を設定した場合、結果は黄色いフィールドに赤い数字になります。システム書式は条件付き書式の設定に影響しません。
• 条件付き書式の設定は、レコード FileMaker Pro のファイル内でコピーされた場合、または他の FileMaker Pro のファイルにエクスポートされた場合には転送されません。
• [Get Text As Style] Apple events を使用する場合、条件付き書式の設定は転送されません(Mac OS)。