FileMaker Pro では、他の FileMaker ファイルから
スクリプトを
インポートすることができます。ファイル間でスクリプトをコピーして貼り付け(ペースト)することもできます。
スクリプトのコピーと貼り付け(ペースト)を参照してください。
スクリプトの多くは、ファイル、フィールド、レイアウト、レコード、その他のスクリプトを参照しています。また、[フィールド設定]、[計算結果を挿入]、[フィールド内容の全置換] など、一部の
スクリプトステップには、計算式にフィールドへの参照が埋め込まれていることがあります。これらの参照データは元のファイルでは使用可能であっても、インポート先のファイルでは使用できない可能性があります。
スクリプトをインポートする際、FileMaker Pro は名前に基づいたフィールド、レイアウト、テーブル(リレーションシップで使用されているものも含む)などへの参照をマップします。フィールドとレイアウトは、
完全修飾名を使用してマップされます。完全に一致するものだけがマップされ、一致しない場合は参照はインポートされません。参照オブジェクトが見つからない場合、FileMaker Pro では「不明」とマークされるので、スクリプトをインポートした後は、すべての参照が正しく適切に表示されていることを確認するためにスクリプトを編集する必要があります。
インポートする1つまたは複数のスクリプトが他のスクリプトを参照している場合は、参照されているスクリプトもすべて同時に選択してインポートしてください。詳細については、下の「メモ」のセクションを参照してください。
FileMaker Pro からエラーが報告された場合、
スクリプトの作成と編集の手順に従って、各スクリプトで「
<不明>」と表示された参照を修正してください。スクリプトのインポートでは、インポートしたスクリプトに含まれるフィールド、レイアウト、他のスクリプト、ファイルなどへの参照は、FileMaker Pro によってすべて確認されます。参照をインポートするには、参照が完全に一致していなければなりません。参照されているオブジェクトが見つからない場合は、FileMaker Pro により「
<不明>」というフラグが立てられます。