Web ビューアがあるレイアウトのトラブルシューティング
• URL が無効である可能性があります。レイアウトモードで、[表示] メニューの [オブジェクト] サブメニューから [サンプルデータ] を選択して計算された URL を表示できます。(また、Web ビューアでは、ブラウズモードでロードしようとしている URL が表示されます)。この URL を詳しく確認してください。次に、レイアウトモードで、[書式] メニューから [Webビューアの設定] を選択します。[Webビューアの設定] ダイアログボックスで、Web アドレスに次の変更を加えてみてください。
• 正しい URL スキーム (例、http://) と完全なサーバ名を指定します。「www.」または「.com」を含める必要があります。Mac OS および Windows が不完全または正しくない指定 URL に異なる応答をします。正しいスキームまたは「www.」が自動的に追加されるとは考えないでください。
• Web アドレス内の Web サイトパラメータの構文が、Web サイトで期待されているものであることを確認してください。一部の Web サイトでは必要なクエリー構文が説明されているので、その Web サイトのサポート領域で詳細な情報を検索してください。
• カスタム Web アドレスを定義する計算式内の問題を修正します。たとえば、文字列の周りにクウォーテーションマーク(")を追加または変更したり、連結演算子(&)を文字列の間に使用したりします。 式と関数の使い方を参照してください。
• URL 内の文字が正しくエンコードされていることを確認します。Web アドレスの文字列定数およびデータベース内のデータを確認します。Web ビューア内での URL エンコーディングを参照してください。
• ページのロード状況は進行状況バーで、エラーはステータスバーで確認できます。 これらのバーは Web ビューアの下部に表示されています。進行状況バーまたはステータスバーが表示されていない場合は、[進行状況バーの表示] および [ステータスメッセージの表示] を選択します。Web ビューアの追加を参照してください。
• URL は正しいのですが、Web サイトが応答しません。Web ブラウザを開き、同じ Web サイトにアクセスしてください。Web サイトが応答しない場合、その Web サイトはダウンしている可能性があるので、後で再度試してください。
• コンピュータがネットワークに接続されていない可能性もあります。Web ブラウザを開いて、1つまたは複数の知っている Web サイトにアクセスしてください。これらの Web サイトが応答しない場合、コンピュータがネットワークに接続していることを確認してください。
• Web ビューアがインタラクションしないように設定されています。インタラクションを有効にするには、レイアウトモードで、 [書式] メニューから [Web ビューアの設定] を選択します。[Web ビューアの設定] ダイアログボックスで、[ Web ビューアの内容とのインタラクションを許可] チェックボックスをオンにします。
• Web ビューアがボタンとして定義されています。インタラクションが許可されている場合でも、ボタンとして定義されている Web ビューアでは、Web ビューアの内容を操作するためにマウスでクリックすることができません。 ただし、キーボードで操作することはできます。詳細については、ボタンの定義を参照してください。Web ビューアは検索モードでは内容を表示しないように設定されています。内容を表示するには、レイアウトモードで、 [書式] メニューから [Web ビューアの設定...] を選択します。[Web ビューアの設定] ダイアログボックスで、[検索モードで内容を表示] チェックボックスをオンにします。一部のオペレーティングシステムの Web ブラウザの環境設定が、Web ビューアに影響を及ぼすことがあります。特に、Java、JavaScript、または他のプラグインが Web ブラウザで無効になっている場合、これらの技術は Web ビューアでも無効になります。オペレーティングシステムの Web ブラウザの環境設定またはオプションのダイアログボックスで、必要な技術を有効にします。Web ページで使用されている一部の技術が、Web ビューアで正しく機能しないことがあります。このような場合は、代わりに Web ブラウザを使用してください。
• Web ビューアでの Web ページ内にリンクが含まれている場合は、新しい Web ブラウザウインドウを開いてリンク先を開くことができます。Web ビューアのリンクのショートカットメニューから、[新しいウインドウで開く](Windows)または [新しいウインドウでリンクを開く](Mac OS)を選択します。
• Web ビューアで開いている現在の URL を別の Web ブラウザウインドウで開くための方法を設定することができます。たとえば、Web ビューア近くのレイアウトにボタンを挿入します。ボタンに、次のサンプルスクリプトを実行するよう設定します。このスクリプトは、「Web ビューア 1」という名前の Web ビューアの現在の URL を取得して、それを別の Web ブラウザウインドウで開くものです。詳細については、オブジェクトの名前付けを参照してください。Web ビューアには、オペレーティングシステムの Web ブラウザと同じ機能がたくさん用意されていますが、すべての機能ではありません。また、一部の Web ブラウザ機能は、あるオペレーティングシステム上の Web ビューアでは機能しても他では機能しないことがあります。