集計パートまたは小計パートを使用したレイアウトのトラブルシューティング
レイアウトモードで作成された集計レポートの集計データが表示されない、または誤っている場合、次のヒントを参照してください。
メモ  ブラウズモードの表形式で動的なレポートを作成できます。詳細については、表形式での動的なレポートの作成を参照してください。
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レイアウト / レポートアシスタントを使用せずにレイアウトモードで集計レポートを作成する場合、集計した各フィールドの集計フィールドを定義する必要があります。その後、集計フィールドを小計レイアウトパートまたは総計レイアウトパートに配置します。
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レイアウトモードで作成したレポートを印刷またはプレビューする前に、区分けフィールド(小計を計算する際の基準となるフィールド)によってソートして、プレビューモードに切り替え、実際のレポートの印刷イメージを確認します。
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区分けフィールドに値が指定されていないレコードは、ソートの結果として先頭に表示されます。 このためデータが含まれていないように表示されます。小計レポートを実行する前に、区分けフィールドに値が入力されていないレコードを除外することができます。詳細については、レコードの検索を参照してください。
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ステータスツールバーを確認して、正しい対象レコードを使用して作業を行っていることを確認します。
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区分けフィールドのデータが、整合性が保証されていることを確認します。たとえば、FileMaker を表す文字列として、“FileMaker, Inc.”と入力したり、“FM”と入力したりしていないかどうか確認します。整合性が保証されたデータを入力するには、値一覧を利用します。
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レイアウトモードで、フィールドがパート境界に接していたり、パート境界を越えていないかどうか確認します。
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小計パートに別の区分けフィールドを指定することで、レポートの視点を変えることができます。たとえば、売上レポートの小計パートに売り上げを集計するフィールドが配置されている場合は、区分けフィールドに月を選択して、月ごとの売上高を集計することができます。 また、販売員を選択すれば、各販売員の売上高を集計することができます。
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集計情報に的を絞る場合は、ボディパートのない、小計パートまたは総計パートのみのレポートを作成します。集計パートで集計するフィールドを、ボディパートに含める必要はありません。
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新規レイアウト / レポートアシスタントでレポートを作成する場合、集計レポート内のフィールドは、デフォルトのテーマスタイルでなくパート固有のスタイルを表示します。
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フィールドツールを使用してフィールドを集計パートに追加したもののテキストの表示が見難い場合は、インスペクタまたは書式のコピー/貼り付けを使用して別のフィールドから任意のスタイルをコピーします。
ヒント  レイアウトモードで作成したレポートの場合、ファイルを表形式またはリスト形式で表示して、レコードを区分けフィールドを基準にソートした場合は、小計データをブラウズモードで表示することができます。