Get (ホストのタイムスタンプ)
システムクロックに基づいたホストの現在の日付と時刻 (秒単位まで表示) を返します。
構文
Get (ホストのタイムスタンプ)
引数
なし
戻り値のデータタイプ
タイムスタンプ
起点バージョン
7.0
説明
この関数の戻り値を表す方法は、計算結果のデータタイプによって決まります。
計算結果 |
関数の戻り値 |
タイムスタンプまたはテキスト |
ファイルの作成時にオペレーティングシステムで設定されていた形式の現在の日付と時刻 メモ 秒数が 0 の場合は戻り値に含まれません (例: 2019/1/1 11:30 AM)。 |
数字 |
0001 年 1 月 1 日の真夜中から、これまでに経過した秒数の合計 |
メモ
- クライアントコンピュータとホストコンピュータのタイムゾーンは異なる場合があるため、Get (ホストのタイムスタンプ) と Get (タイムスタンプ) は異なる日付と時刻の値を返すことがあります。また、現在の日付と時刻はホストシステムの特性ですが、日付と時刻の書式はデータベースファイルの特性です。
- FileMaker Cloud では、この関数は協定世界時刻 (UTC) の日付と時刻を返します。ホストのローカルタイムゾーンの日付と時刻が必要な場合は、この関数によって返される値を UTC とホストのタイムゾーンの差だけ調整する必要があります。例 2 を参照してください。
重要 ネットワークを経由して接続しているユーザの場合、Get (ホストのタイムスタンプ) 関数は、データベースファイルのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。たとえば、この関数を非保存の計算フィールドで使用していて、そのフィールドがリスト形式で表示されている場合、フィールドが表示されている各箇所で追加のネットワークアクセスが必要になります。そのため、この関数は計算結果が保存される計算フィールドで使用することをお勧めします。たとえば、計算結果が保存される計算フィールドを使用して、新しく作成された各レコードにタイムスタンプを自動的に入力すると、ネットワークアクセスが最小限に抑えられます。
例 1
ホストコンピュータのシステムクロックに「2019 年 1 月 1 日 11:30:01」と表示されている場合、「2019/01/01 11:30:01」を返します。
例 2
米国/太平洋タイムゾーンでホストされている FileMaker Cloud の場合は、Get (ホストのタイムスタンプ) が 2019/1/1 2:19:01 AM UTC を返すときにホストのローカルタイムを 2018/12/31 6:19:01 PM 太平洋標準時刻 (UTC – 8:00) のように返します。
Get (ホストのタイムスタンプ) - 8 * 3600