CryptDecrypt

指定されたキーでオブジェクトデータを復号してテキストまたはオブジェクトデータを返します。

構文 

CryptDecrypt (オブジェクト ; キー)

引数 

オブジェクト - CryptEncrypt 関数によって返されたオブジェクトデータ

キー - オブジェクトを暗号化するために使用されたものと同じキーを保持する任意のテキスト式またはフィールド

戻り値のデータタイプ 

テキスト、オブジェクト

起点バージョン 

16.0

説明 

この関数では、CryptEncrypt 関数で作成されたオブジェクトデータと、データを暗号化するために使用されたものと同じキーを使用します。復号されたデータは、暗号化前と同じタイプ (テキストまたはオブジェクトデータ) として返されます。

FileMaker セキュリティガイドを参照してください。

例 1 

CryptEncrypt によって同じキーで暗号化されたテキスト「これは保護が必要」を返します。

コピー
CryptDecrypt ( 
    CryptEncrypt ("これは保護が必要" ; "秘密のパスワード") ; 
    "秘密のパスワード" 
)