FileMaker Server を実行するマシンの保護
アカウントとアクセス権セットでデータベースを十分に保護することができますが、完全に安全なカスタム App を提供しているわけではありません。FileMaker Server を使用している場合、単に FileMaker Pro のアクセス権に頼るだけでなく、ファイルと情報へのアクセスを保護する必要があります。例:
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データベースファイルが格納されているコンピュータ、ハードドライブ、バックアップ用記憶媒体の物理的なセキュリティを確保してください。たとえば、FileMaker Server を実行するコンピュータは施錠された部屋に配置します。
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Claris International Inc. に認定されているオペレーティングシステムの最新バージョンを使用してください。
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FileMaker Pro データベースを、ネットワークで共有される 1 台のコンピュータで共有する場合は、オペレーティングシステムのセキュリティ設定とパスワードを使用して、フォルダとファイルへのアクセスを権限のあるユーザに制限してください。
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オペレーティングシステムのスクリーンセーバー機能で、スクリーンセーバーを解除するためにパスワードが必要となるように設定してください。
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FileMaker Server と同じマシン上で電子メールサーバーなどの他のネットワークサービスを実行しないでください。
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他のすべてのネットワークサービスが、最新の TLS プロトコルなどの可能な限り最高レベルのセキュリティをサポートしていることを確認します。これらのネットワークサービスでは、SSLv2 や SSLv3 などの安全でないプロトコルのサポートを無効にする必要があります。