オブジェクトフィールドでの内容の表示方法を設定することができます。選択した書式オプションは FileMaker Pro Advanced での表示にのみ影響し、元のデータには影響しません。
1. レイアウトモードで、1 つまたは複数のオブジェクトフィールドを選択します。
2. インスペクタでデータ タブをクリックします。
3. [データの書式設定] 領域で、グラフィック をクリックして使用する書式を選択します。
目的 | 操作 |
元のサイズでイメージを表示する | [書式] 一覧から [枠に合わせてそのままのサイズで表示する] を選択します。 |
フィールドの境界内にちょうど納まるように、イメージを拡大する、縮小する、または拡大/縮小する (どれを指定するかはフィールド内のデータによって異なります) | [書式] 一覧からオプションを選択します。 |
イメージの縦と横の配置を設定する | [行揃え] で、縦と横の配置方法を選択します。 |
静的コンテンツを最適化する | [イメージ (JPEG、PNG、BMP など)] を選択します。 |
インタラクティブコンテンツを最適化する | [インタラクティブコンテンツ (PDF、MP3 など)] を選択します。このオプションを選ぶと、フィールドはインタラクティブオブジェクトになります。インタラクティブオブジェクト内のファイルを使用してインタラクティブに作業ができます。たとえば、PDF をフィールドに挿入すると、ページのスクロール、拡大表示、縮小表示、テキストのコピーなどができます。オーディオファイルやビデオファイルがフィールドにある場合、メディアを再生し、そのメディアタイプで利用できるすべてのコントロールを使用できます (一時停止、再生、早送りなど)。 オブジェクトフィールドを表示した際にオーディオとビデオを再生させるには、[再生を自動的に開始] も選択します。このオプションが選択されていない場合、再生コントロールをクリックしてオーディオとビデオファイルを起動します。 |
静的コンテンツ用に最適化されたオブジェクトフィールド内に PDF ファイルとして保存されたイメージの透明度を維持 | [PDF の透明度を維持] を選択します。このオプションを選択すると、オブジェクトフィールドの背景がイメージの透明領域越しに表示されます。そうでない場合、透明領域は白色で表示されます。 |
•フィールドの [インタラクティブコンテンツ] を選択した場合:
•埋め込みデータ、外部に保存されたデータ、またはファイルへのローカル参照を保存するオブジェクトフィールドでこのオプションを使用できます。
•Windows: PDF ファイルをフィールドに挿入しようとしている場合、Web ブラウザのプラグイン (Adobe Reader など) を必ずローカルマシンにインストールしてください。インストールされていないと、[インタラクティブコンテンツ] を選択しても、[挿入] メニュー > [PDF] コマンドが利用できません。
•このオプションは、ポータルにあるオブジェクトフィールドに対してサポートされていません。ただし、オブジェクトフィールドがポータル内のポップオーバーに含まれる場合はサポートされます。
•オブジェクトフィールドに挿入できる内容のタイプをカスタマイズして、ファイルのソート、表示、圧縮方法のオプションを選択できます。[ファイルを挿入] スクリプトステップを参照してください。
•インタラクティブオブジェクトに背景の塗りつぶしを追加する場合は、単色塗りつぶしのみを使用できます。フィールドの枠、塗りつぶし、および基線の指定を参照してください。