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レイアウトモードでのフィールドオブジェクトの書式設定と設定

FileMaker Pro Advanced では、フィールド書式を設定してレイアウトにおけるデータの表示方法を変更することができます。書式を指定しても、データベースに保存されているデータは変更されません。同じレイアウト上であっても、場所によってフィールドに異なる書式を設定することができます。たとえば、数字フィールドに "-5123" と入力した場合に、ある場所では「-¥5,123」と表示され、別の場所では「<5123>」と表示されるように書式設定することができます。

また、データが指定の条件を満たす場合には、自動的にフィールドの書式を変えることができます。レイアウトオブジェクトの条件付き書式の定義を参照してください。

書式を設定しない場合、数字、日付、および時刻は、ファイルの作成時に [コントロールパネル] (Windows) または [システム環境設定] (macOS) で設定されていたシステム書式に基づいて表示されます。

メモ 

ファイルを開いたときに、現在のシステム書式を基に数字、日付、時刻、タイムスタンプフィールドを表示するように指定できます。詳細については、各フィールドタイプの書式指定に関するヘルプトピックを参照してください。

数字、日付、時刻、およびタイムスタンプフィールドには特定の書式を設定できますが、設定後も別の文字 (「キロあたり」など) を付加してデータを入力することができます。フィールドに入力するデータのタイプを制限するには、[入力値の制限] でオプションを設定します。入力値の制限の設定を参照してください。

レイアウトモードで、特定のフィールド書式が設定されたフィールドにサンプルデータを表示するには、[表示] メニュー > [オブジェクト] > [サンプルデータ] を選択します。これにより、現在ブラウズされているレコードのフィールド名がサンプルデータに置き換えられます。

異なる数字、日付、および時刻のシステム書式を使用して作成されたファイルでは、データの外観が変わる可能性があります。たとえば、オーストラリアで作成されたデータベースを米国で開く場合、そのデータベースのシステム書式は使用中のコンピュータのシステム書式と異なる可能性があります。システム書式が異なるファイルの開き方を参照してください。

(現在の日付を表示する) 日付記号または (現在の時刻を表示する) 時刻記号を書式設定するには、レイアウトモードで記号 {{日付}} または {{時刻}} を選択し、インスペクタの [データの書式設定] 領域を使用して日付または時刻フィールドとして書式設定します。レイアウトへの日付、ページ番号、および他の変数の挿入を参照してください。

関連項目 

レイアウトへのポップアップヘルプの追加