レコードの範囲を返すリレーションシップは、複数条件リレーションシップに似ていますが、比較演算子を使用して、指定した条件の 1 つよりは大きく、他の条件よりは小さいレコードを検索する点が異なります。一般的に、このようなリレーションシップは、一定範囲の日付やシリアル番号に該当するレコードを返す場合に使用します。
たとえば、テーブル E 内から、日付フィールド F の値が開始日 E よりは大きく、終了日 E よりは小さいテーブル F のレコードをすべて表示するとします。
リレーションシップグラフの 記号は、リレーションシップで複数の異なるリレーショナル演算子が使用されていることを表します。
このリレーションシップは、テーブル F から、日付フィールド F の値が開始日 E よりは遅く、終了日 E よりは早いレコードを返します。
たとえば、開始日 E の値が「2019/11/01」で、終了日 E の値が「2019/12/01」の場合、このリレーションシップは次の値を含む関連レコードを返します。
日付フィールド F | テキストフィールド F |
2019/11/14 | 青 |
2019/11/27 | 緑 |
開始日 E の値が「2019/12/01」で、終了日 E の値が「2020/01/01」の場合、このリレーションシップは次の値を含む関連レコードを返します。
日付フィールド F | テキストフィールド F |
2019/12/02 | 赤 |
2019/12/15 | 黄色 |
2019/12/17 | オレンジ色 |
2019/12/26 | 茶色 |