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GetThumbnail

指定した幅と高さの値に従ってオブジェクトフィールドの内容のサムネールイメージを返します。

構文 

GetThumbnail (ソースフィールド ; 幅に合わせる ; 高さに合わせる)

引数 

ソースフィールド - 任意のテキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクトフィールド、または任意のテキスト式または数値式

幅に合わせる - サムネールの幅

高さに合わせる - サムネールの高さ

戻り値のデータタイプ 

オブジェクト

起点 

FileMaker Pro 12.0

説明 

指定した幅と高さの値に従って、オブジェクトフィールドに保存されたイメージを返します。サムネールイメージは常に元のイメージの比率を保持し、解像度は 72 dpi です。サムネールを元のイメージのサイズよりも大きくすることはできません。

メモ 

この関数は、[オブジェクトの管理] ダイアログボックスで [イメージのサムネールを生成して保存] オプションを選択した場合にのみサムネールイメージを返します。このオプションが選択されていない場合、元のサイズでイメージを返します。サムネールでのパフォーマンスの管理を参照してください。

フィールド引数によってイメージデータを含むフィールドが指定されない場合、フィールドはイメージのファイルパスを評価する必要があります。ファイルパスの作成を参照してください。

例 1 

最大の高さと幅が 50 ポイントのサムネールをエクスポートします。

フィールド設定 [請求書::オブジェクトのエクスポート ; GetThumbnail (請求書::オブジェクト ; 50 ; 50)
フィールド内容のエクスポート [請求書::オブジェクトのエクスポート ; ディレクトリの作成: オフ]

例 2 

サムネールを作成してエクスポートし、電子メールに添付します。

フィールド設定 [請求書::オブジェクトのエクスポート ; GetThumbnail (請求書::オブジェクト ; 50 ; 50)
変数を設定 [$添付ファイル ; 値:Get (テンポラリパス) & GetContainerAttribute (請求書::オブジェクトのエクスポート ; "ファイル名")]
フィールド内容のエクスポート [請求書::オブジェクトのエクスポート ; "$添付ファイル" ; ディレクトリの作成: オフ]
メールを送信 [電子メールクライアント経由で送信; ダイアログあり: オフ; 宛先: 顧客::電子メール ; "$添付ファイル"]

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方