フィルタ値で指定した値のみを含むテキスト結果を、フィルタするテキストに入力されている順序で返します。
FilterValues (フィルタするテキスト ; フィルタ値)
フィルタするテキスト
- テキスト式またはテキストフィールド
フィルタ値
- 指定されたテキスト内の保持する値
テキスト
FileMaker Pro 7.0
フィルタ値
引数に値が指定されていない場合は、空の文字列が返されます。
値とは、改行で区切られたテキスト項目です。値には、空白、1 文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー (Windows) または return キー (macOS) を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、改行の有無に関係なく認識されます。
フィルタするテキスト
またはフィルタ値
の引数がテキスト文字列である場合、文字列の各項目の間に段落文字 (¶) を挿入する必要があります。改行を挿入するには、[計算式の指定] ダイアログボックスの ¶ ボタンをクリックします。
FilterValues 関数では、大文字と小文字は区別されません。
返される各値は改行で終了しているため、一覧を簡単に連結することができます。
FilterValues ("Plaid¶Canvas¶Suitcase" ; "Plaid¶Canvas")
は、次の値を返します。
Plaid
Canvas
FilterValues (ValueListItems ("データベース" ; "サイズ") ; "中¶小")
は、次の値を返します。
小
中
これは、「データベース」という名前のデータベースファイルに「小¶中¶大
」という値を持つ値一覧「サイズ」がある場合の結果です。