Average

フィールド内の空白を除く有効な値すべての平均を返します。

フィールド - 任意の関連フィールド、繰り返しフィールド、複数の非繰り返しフィールドのセット、またはフィールド、繰り返しフィールド、複数の非繰り返しフィールドのセットを返す式。

フィールドには、次のいずれかを指定することができます。

•レコードがポータルに表示されるかどうかに関係なく、( テーブル::フィールド ) で指定される一致する関連レコードのフィールド

•レコードにある複数の非繰り返しフィールド ( フィールド1 ; フィールド2 ; フィールド3... )

•繰り返しフィールドの結果が同じ繰り返し数以上で返された場合は、レコードの繰り返しフィールド ( 繰り返しフィールド1 ; 繰り返しフィールド2 ; 繰り返しフィールド3 ) の対応する繰り返し数

•( テーブル::フィールド1 ; テーブル::フィールド2 ;... ) で指定される最初の一致レコードの複数のフィールド。異なるテーブル ( テーブル1::フィールドA ; テーブル2::フィールドB... ) からフィールドを含めることができます。

•参照するフィールドが繰り返しフィールドの場合、Average 関数は最初の繰り返しフィールドの平均値、次に 2 番目の繰り返しフィールドの平均値というように結果を返します。したがって、上の例は、「( 1 + 5 + 6 ) / 3 = 4 ; ( 2 + 6 ) / 2 = 4 ; 7 / 1 = 7 ; 8 / 1 = 8」のようになります。

「学生」テーブルには、学生が受けた全テストの点数を表示するポータルがあります。テストの点数は「試験」というテーブルに記録されています。

Average ( 試験::点数 ) は、学生の受けた試験の平均点を返します。

フィールド 1 は 2 つの繰り返しフィールドで、1 と 2 という値が入力されています。

フィールド 2 は 4 つの繰り返しフィールドで、5、6、7、8 という値が入力されています。

Average ( フィールド2 ) は、計算フィールドが繰り返しフィールドでない場合は「6.5」を返します。

Average ( フィールド1 ; フィールド2 ; フィールド3 ) は、計算フィールドが繰り返しフィールドの場合は、「4」、「4」、「7」、「8」を返します。