拡張アクセス権の管理拡張アクセス権により、ファイルのアクセス権セットによって許可されるデータ共有オプションを決定できます。たとえば、ファイルが共有されている場合は、[FileMaker ネットワークによるアクセス] 拡張アクセス権によって、現在のアクセス権セットでクライアントとして共有ファイルを開くことができるかどうかが決まります。[FileMaker WebDirect によるアクセス] 拡張アクセス権では、現在のアクセス権セットで Web ブラウザからデータベースへのアクセスを許可するかどうかを指定します。アカウント、アクセス権セット、および拡張アクセス権についてを参照してください。ファイルの拡張アクセス権セットを作成および管理するには、[拡張アクセス権の管理] アクセス権セットが割り当てられているアカウントでファイルを開く必要があります。このアクセス権セットなしでファイルを開いた場合は、[ファイル] メニューの [管理] サブメニューの [セキュリティ] コマンドが無効になっています。その他のアクセス権の編集を参照してください。メモ 拡張アクセス権を有効にした場合に許可されるのは、特定のアクセス権セットによる共有データへのアクセスのみです。実際に共有データにアクセスするには、必要なアクセスのタイプの共有も設定する必要があります。ネットワーク上でのファイルの共有、FileMaker Pro での ODBC と JDBC の使用、またはWeb 上でのデータベースの公開を参照してください。
1. [セキュリティの管理] ダイアログボックスに基本セキュリティ設定が表示されたら、[詳細設定の使用...] をクリックします。
2. [拡張アクセス権] タブをクリックします。
3.
5. [アクセス:] 領域で、新しい拡張アクセス権に対して有効または無効にする各アクセス権セットのチェックボックスを選択または選択解除します。
6. [OK] をクリックします。
7. 拡張アクセス権の設定が終了した場合は、[OK] をクリックします。
• 使用しているアクセス権セットで許可されている場合は、FileMaker ネットワーク、ODBC/JDBC、または FileMaker WebDirect の共有設定を行う際に、すべてのユーザまたは特定のアクセス権セットに対して共有を有効にすることができます。この方法は、[拡張アクセス権の管理] アクセス権が有効なアクセス権セットが割り当てられていれば、どのアカウントでも利用可能です。したがって、[完全アクセス] アクセス権が割り当てられていないアカウントでも利用することができます。その他のアクセス権の編集、ネットワーク上でのファイルの共有、ODBC または JDBC による FileMaker Pro のデータ共有、またはFileMaker WebDirect でデータベースを公開するを参照してください。
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• FileMaker Pro および FileMaker Go:[拡張アクセス権の編集] ダイアログボックスの [キーワード] フィールドで、ユーザが再ログインを要求されるまでの時間を指定できます。次の操作を行います:
• デフォルト時間をそのまま使用する [fmreauthenticate10](10 分)。
• fmreauthenticateX の末尾の数字を編集し、デフォルト時間を変更する(最長 10080 分)。