アクセス権セットの拡張アクセス権の編集アクセス権セットにより、拡張アクセス権を制限することができます。これによって、共有ファイルにアクセス可能かどうかと、共有ファイルへのアクセス方法が決まります。ファイルに対して、次の操作を許可するかどうかを設定することができます。
• FileMaker WebDirect による Web ブラウザからのデータベースファイルへアクセスする
• メモ 拡張アクセス権を有効にした場合に許可されるのは、特定のアクセス権セットによる共有データへのアクセスのみです。実際に共有データにアクセスするには、必要なアクセスのタイプの共有も設定する必要があります。ネットワーク上でのファイルの共有、ODBC または JDBC による FileMaker Pro のデータ共有、またはWeb 上でのデータベースの公開を参照してください。アクセス権セットの作成と編集を参照してください。メモ [ファイル] メニューから [管理] サブメニューを選択したときに [セキュリティ...] がグレー表示されている場合は、使用しているアクセス権では、このコマンドへのアクセスが許可されていない可能性があります。下の「メモ」のセクションで、拡張アクセス権を編集する別の方法を参照してください。
2. [拡張アクセス権] の一覧で、有効にする拡張アクセス権を選択し、無効にするものを解除します。
3.
• 使用しているアクセス権セットで許可されている場合は、FileMaker ネットワーク、ODBC/JDBC、またはFileMaker WebDirectの共有設定を行う際に、すべてのユーザまたは特定のアクセス権セットに対して共有を有効にすることができます。この方法は、[拡張アクセス権の管理] アクセス権が有効なアクセス権セットが割り当てられていれば、どのアカウントでも利用可能です。したがって、[完全アクセス] アクセス権が割り当てられていないアカウントでも利用することができます。その他のアクセス権の編集、ネットワーク上でのファイルの共有、FileMaker Pro での ODBC と JDBC の使用、またはFileMaker WebDirect でデータベースを公開するを参照してください。
• 拡張アクセス権を編集する際に、その拡張アクセス権にアクセスできるアクセス権セットを有効または無効にすることができます。拡張アクセス権の管理を参照してください。(この方法では完全アクセス権が必要です)。
• FileMaker Pro データベースファイルをホストしている場合は、データベースに fmapp 拡張アクセス権が必要です。FileMaker Pro で、[ファイル] メニューの [共有設定] サブメニューから [FileMaker Server にアップロード...] を選択し、FileMaker Server にデータベースをアップロードします。共有が有効になっていない場合は、データベースサーバーは完全アクセス権セットで fmapp を有効にします。