FileMaker と ODBC データソースの間でのデータの更新
一般に、ODBC データソースのデータの確定は、FileMaker データの確定と同じように動作します。たとえば、フィールドを終了するか別のレコードに移動する場合、FileMaker は外部データへの変更を保存します。詳細については、レコード内のデータの確定を参照してください。しかし、外部データは異なるソフトウェアで制御され、FileMaker ソフトウェア外で操作しているユーザによりインタラクティブに使用できるため、最新レコードデータとテーブルスキーマを確実に持つようにできる特定の処理があります。
ODBC データソースからの最新データを表示するには:
1.
2.
ブラウズモードで [レコード] メニューから [ウインドウ内容の再表示] を選択します。
現在のデータが、FileMaker 以外のユーザによって入力された日付を含めて表示されます。ウインドウ内容の再表示スクリプトステップを使用して内部キャッシュをフラッシュすることもできます。
ODBC テーブルに対して、FileMaker はデータエントリを制御するために「optimistic locking」を使用します。FileMaker は外部レコードにデータの入力を開始したとき、または ODBC データに対して検索を実行したときにはデータを自動的に更新しません。
FileMaker と ODBC データソースの間で、フィールドスキーマを同期させるには:
1.
[ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [データベース...] を選択します。
2.
[データベースの管理] ダイアログボックスで、[フィールド] タブをクリックします。
3.
テーブル一覧から、使用して操作するテーブルを選択します。
FileMaker は、ODBC テーブルからのフィールドを表示します。フィールド名は斜体で表示されます。
4.
一覧から外部フィールドを選択して、[同期] をクリックします。
FileMaker により、ODBC ソースとリレーションシップグラフの「影」テーブルの間のスキーマを更新します。データソースのフィールドスキーマを変更せず、新しいか不明なフィールドの FileMaker テーブルスキーマの更新だけを行います。たとえば、リレーションシップグラフの ODBC テーブルからフィールドを削除した場合、[同期] を再度クリックすると、外部データソースからのフィールドが表示されます。
メモ 同期後、ODBC データソースがそのオプションを強制しない場合、FileMaker Pro で設定するフィールドオプションはリセットされることがあります。たとえば、[空欄不可] の入力値の制限オプションを選択した場合、同期後、そのオプションをリセットしなければならないかもしれません。
関連項目 
ODBC データソースへのリンクの復元
ODBC データソースの編集