時刻フィールドに対する書式の設定
フィールドでの時刻の表示方法を設定することができます。
時刻フィールドに対して書式を設定するには、次の操作を行います。
1.
レイアウトモードで、時刻フィールドまたは計算結果が時刻となる計算フィールドを選択します。
詳細については、オブジェクトの選択を参照してください。
2.
レイアウトバーのインスペクタ 書式設定バーボタン をクリックし、[データ] をクリックします。
3.
[データの書式設定] 領域で、時刻 インスペクタボタン をクリックして使用する書式を書式一覧から選択します。
 
時刻の表示方法
実行方法
入力したとおりに表示する
[書式] で [入力モードそのまま] を選択します。
あらかじめ定義された書式で表示する
[書式] で一覧から書式を選択します。次の１つまたは複数の書式設定オプションを指定します。
 •
[区切り線] には、別の値（ピリオドまたはスペース）を入力できます。日本語の文字を含むフォントを使用している場合は、漢字（[時分秒]）の書式を使用することができます。
 •
12 時間制と 24 時間制の表記
 •
午前および午後を示す記号を前に配置するか後に配置するかを指定できます。
日付の数字部分の先頭にゼロ
（05:09:02 のように）またはスペースを表示する
 5: 9: 2)
[文字を前に配置] で、[時]、[分/秒]、またはその両方のオプションを選択します。[入力モードそのまま] を選択した場合は、このオプションを指定できません。
日本語の文字を使用した異なる時刻表示書式を使用する（日本語の文字を含むフォントを使用している場合）
[日本語] 領域で、[数字の形式] を選択します。
テキストの書式を変更する
[インスペクタ] の [外観] タブを使用してテキスト属性を選択してください。フィールドに対するテキスト書式の設定を参照してください。
時刻に現在のシステム書式を使用する
[書式] で、[時刻（システム短）] を選択した場合（例: 8:23 午前）または、[時刻（システム長）] を選択します（例: 8:23:54 午前）。
FileMaker Pro の時刻書式は、ファイルが開かれたときの現在のシステム書式を基に設定されます。
選択した時刻書式で秒を表示しない場合は、これで設定は終了です。小数秒を表示するように秒の構成要素の書式を設定する場合は、次の手順に進みます。
4.
[データ] をクリックして [データの書式設定] 領域から [数字] 鉛筆ボタン をクリックします。
5.
必要なオプションを選択します。
秒の構成要素の表示に影響するのは、[小数点以下の桁数:] と [小数:] セパレータの２つのオプションのみです。残りのオプションを設定しても効果はありません。数字を含むフィールドに対する書式の設定を参照してください。
6.
Enter キーまたは Tab キーを押す、または [インスペクタ] の外側をクリックして変更を適用します。
メモ
 •
現在の時刻を表示する時刻記号の書式を設定するには、レイアウトモードで記号 時刻 を選択して、[インスペクタ] の [データの書式設定] 領域を選択し、上の説明に従って書式を設定します。時刻記号の詳細については、レイアウトへの日付、ページ番号、および他の変数の挿入を参照してください。
 •
時刻フィールドの定義の詳細については、時刻フィールドについてを参照してください。