URL から挿入
目的 
URL から内容をフィールドに入力します。
構文 
URL から挿入 [選択; ダイアログなし<テーブル::フィールド>; リソース URL]
オプション 
 •
[内容全体を選択] オプションを選択すると、フィールドの内容が置き換えられます。このオプションを選択しなかった場合、[URL から挿入] スクリプトステップを実行すると、カーソルの位置またはフィールドの既存データの末尾に URL から内容が挿入されます。
 •
[ダイアログなしで実行] オプションを選択すると、このスクリプトを実行したときに [[URL から挿入] オプション] ダイアログボックスが表示されなくなります。
 •
[指定フィールドへ移動] を選択するか、または [指定...] をクリックしてURL の内容の挿入先のフィールドを指定します。
 •
[URL を指定] に対し、[指定...] をクリックすると、[[URL から挿入] オプション] ダイアログボックスが表示されます。 ここで、テキスト入力領域に URL を直接入力するか、または [指定...] をクリックして計算式から URL を作成することができます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
FileMaker WebDirect 
はい 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 12.0
説明 
[URL から挿入] は、httphttpshttpposthttpspostftpftpsfile プロトコルをサポートします。FileMaker Pro は、URL によってターゲットフィールドに指定されたリソースをダウンロードします。
イメージファイル:Windows では、オブジェクトフィールドはGIF、JPG、PNG、BMP、TIFFファイルを表示できます。OS X では、オブジェクトフィールドはGIF、JPG、JPG2、PNG、BMP、TIF、FPX、PSD、SGI、TGA、MAC、QIFファイルを表示できます。他のイメージタイプはサムネールとして表示されます。
FileMaker WebDirect: [内容全体を選択] オプションが選択解除されている場合、[URL から挿入] をテキストフィールドに挿入すると、URL からの内容はテキストフィールドに追加されます。複数の取得は予期せぬ結果となり、パフォーマンスを低下させる結果になる場合があります。
重要  FileMaker WebDirect の性能を高めるには、[内容全体を選択] オプションが選択されていることを確認してください。
メモ
 •
httpposthttpspost は FileMaker Pro が定義するカスタムスキーマで、これにより HTTP POST データが送信できます。HTTP リクエストを使用したデータのインポートについてを参照してください。
 •
httpshttpspost、およびftps の利用にはセキュリティ上の問題が発生する可能性があることに注意する必要があります。FileMaker は、指定されたサーバーが本当に応答していることを検証するための認証チェックを実行できません。
例1 
Web サイトにアクセスして、売り上げレポートオブジェクトフィールドに PDF を挿入します。
URL から挿入 [ダイアログなし; 顧客::売り上げレポート; "http://www.filemaker.com/sales_report.pdf"]
例2 
顧客の住所を示す地図を住所地図オブジェクトフィールドに挿入します。
URL から挿入 [ダイアログなし; 顧客::住所地図; "http://maps.google.com/maps/api/staticmap?center=" & 顧客::住所 & "&zoom=14&markers=" & 顧客::住所 & "&size=256x256&sensor=false"]
例3 
http://www.apple.com の HTML コードを挿入します。
URL から挿入 [ダイアログなし; 顧客::HTML Web サイトコード; "http://www.apple.com"]
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)