ファイルのセキュリティの計画新しい FileMaker Pro ファイルは、デフォルトでは保護されていません。ファイルを開くと、ユーザは、自動的に、[完全アクセス] アクセス権セットが割り当てられている Admin アカウントでログインします。これにより、ファイルのすべての要素にアクセスおよび変更することができます。ファイル内のテーブル、レイアウト、値一覧、およびスクリプトにアクセスするファイルを認証によって制限してファイルへのアクセスを保護することによってセキュリティを強化できます。ファイルのアクセス認証を参照してください。特定のテーブル、フィールド、レコード、レイアウト、値一覧、およびスクリプトなど、ファイルの保護範囲のリストを作成します。必要なさまざまなレベルのアクセスを確保するために必要なアクセス権セットの数を計画します。メモ 各データベースファイルには、3つのアクセス権セットがあらかじめ定義されています。 これだけで充分な場合もあれば他のアクセス権セットが必要な場合もあります。事前定義済みアクセス権セットについてを参照してください。Admin アカウントとゲストアカウントについてを参照してください。アクセス権セットの作成と管理を参照してください。特定のアクセス権セットに、クライアントとしてネットワーク上の共有ファイルを開く操作、Web ブラウザからFileMaker WebDirectによってファイルにアクセスする操作、ODBC データソースまたは JDBC データソースとしてファイルにアクセスする操作を許可する必要がある場合は、それらのアクセス権セットに対して拡張アクセス権を有効にする必要があります。必要がない場合、拡張アクセス権セットは有効にしないでください。ゲストアカウントを使用する場合は、ゲストアカウントにもアクセス権セットを割り当てる必要があります。アクセス権セットを割り当てない場合は、ゲストアカウントを無効にしてください。アカウントの作成と管理を参照してください。ファイルのアクセス認証を参照してください。
• FileMaker Pro Advanced をお持ちの場合には、ディスクに保管しているデータベースファイルを暗号化により保護することができます。データベースファイルの暗号化(FileMaker Pro Advanced)を参照してください。