XML FMPDSORESULT 文法
FMPDSORESULT 文法は、CSS(Cascading Style Sheets)または XSL を使用して書式設定するデータベースをエクスポートする場合に便利です。この文法は、Internet Explorer で使用されている Microsoft XML データソースオブジェクトと互換性があります。
メモ  データフィールドの名前の先頭に数字を付けたり、半角カタカナを含む名前を使用したりしないでください(「7」など)。FMPDSORESULT 文法では、数字または半角カタカナ文字をフィールド名タグとして使用することはできないため、生成された XML ファイルがブラウザに表示されません。
エクスポートされた FMPDSORESULT 文法の各 ROW 要素には、エクスポートするフィールド名に対応する FIELD 要素が数多く格納されています。
フィールド名に含まれるスペースや1つのコロンは、要素名では下線に変換されます(たとえば、<FIRST_NAME>)。ポータルフィールド内の2つのコロンは、ピリオドに変換されます(たとえば、<PHONE.PHONE_NUMBER>)。これは、XML ではコロンが名前空間の指定のために予約されているという理由と、XML 要素名ではスペースを使用することができないという理由によります。
繰り返しフィールドおよび関連フィールドの場合、各 FIELD 要素に、各繰り返しレコードまたはポータルレコードに対応する DATA 要素が格納されます。
XML のエクスポートでは、オブジェクトフィールドデータのエクスポートはサポートされません。
XML の制限のため、各関連フィールドからエクスポートできるのは1レコードのみです。
詳細については、 http://filemaker-jp.custhelp.com から利用可能な、FileMaker ナレッジベースを検索してください。
FMPDSORESULT 文法での サンプル XML データ
次に、FMPDSORESULT 文法で生成される XML データの例を示します。この文法のDTD(文書型定義)の詳細については、http://www.filemaker.co.jp/downloads からダウンロードが可能な fmpdsoresult_dtd.htm ファイルを参照してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<FMPDSORESULT xmlns="http://www.filemaker.com/fmpdsoresult">
<ERRORCODE>0</ERRORCODE>
<DATABASE>PhoneList.fp5</DATABASE>
<LAYOUT>Web Layout</LAYOUT>
<ROW MODID="23" RECORDID="3">
<FIRST_NAME>John</FIRST_NAME>
<LAST_NAME>Smith</LAST_NAME>
<PHONE.PHONE_NUMBER>
<DATA>555-444-3333</DATA>
<DATA>555-222-9999</DATA>
</PHONE.PHONE_NUMBER>
</ROW>
<ROW MODID="32" RECORDID="6">
<FIRST_NAME>Barbara</FIRST_NAME>
<LAST_NAME>Jones</LAST_NAME>
<PHONE.PHONE_NUMBER>
<DATA>555-666-7777</DATA>
<DATA>555-333-0000</DATA>
<DATA>555-111-7654</DATA>
</PHONE.PHONE_NUMBER>
</ROW>
</FMPDSORESULT>