If
目的 
条件式の値に応じて、2つの可能な値 (結果1 または 結果2) のうちの1つを返します。
構文 
If ( 条件 ; 結果1 ; 結果2)
引数 
条件式 - 数値または論理
結果1 - 式またはフィールド
結果2 - 式またはフィールド名
戻り値のデータタイプ 
テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
条件式の評価結果が真(0以外の数字)の場合、FileMaker Pro は、結果1が返されます。条件式の評価結果が偽(0)の場合は、 結果2 に指定された値が返されます。条件式には、数値または論理値(真、偽)の結果を返す式を使用する必要があります。
メモ
 •
可能な結果が複数ある場合は、Case 関数の使用をお勧めします。
 •
デフォルトでは、 条件式 が値を含まないフィールドを参照している場合、If 関数は空欄の結果を返します。この設定を無視して値が返されるように設定したい場合は、[ 式内の全フィールドの値が空欄の時、計算しない] チェックボックスの選択を解除してください。
 
If ( 国 = "米国" ; "米国テクニカルサポート" ; "国際テクニカルサポート" ) は、「国」フィールドの値が「フランス」または「日本」の場合、「国際テクニカルサポート」を返します。「国」フィールドの値が「米国」の場合は、「米国テクニカルサポート」を返します。
If ( 州 = "CA" ; 小計 * CA 税率 ;0) は、購入者がカリフォルニアの住人の場合は税金の額を、それ以外の場合は「0」を返します。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方