Else If
目的 
If スクリプトステップと同様に、論理値の計算式を評価し、評価結果に基づいて条件分岐を行います。
構文 
Else If [<論理値計算式>]
オプション 
[指定...] をクリックすると、論理値計算式を定義することができます。[計算式の指定] ダイアログボックスに計算式を入力するか、左側のフィールドリストと右側の関数リストを算術演算子や文字列演算子とともに使用して、計算式を作成します。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
インスタント Web 公開 
はい 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
[If] ステップまたは別の [Else If] ステップの後に指定する必要があります。Else スクリプトステップ の後に指定することはできません。
[If] スクリプトステップの計算式が真（ゼロ以外）に評価された場合は、その後のインデントされたステップが実行されます。[If] スクリプトステップが偽（ゼロ）に評価された場合、スクリプトの実行は次の [Else If] に移り、その [Else If] も偽（False）に評価された場合はさらに次の [Else If] に移ります。[Else If] 文が真（True）に評価された場合は、[Else If] の後のステップのブロックが実行されます。真（True）に評価されると [Else If] の処理は終了し、次の [Else If] または [Else] 文に到達すると、実行は [End If] までスキップされます。
例 
If [Get ( アカウント名 ) = "長田 陽"]
レイアウト切り替え [「ファイル１」]
検索実行 [記憶する]
Else If [Get ( アカウント名 ) = "Julia Vargas"]
レイアウト切り替え [「ファイル2」]
検索実行 [記憶する]
Else If [Get ( アカウント名 ) = "Gerard LeFranc"]
レイアウト切り替え [「ファイル3」]
検索実行 [記憶する]
Else
レイアウト切り替え [「ファイル4」]
全レコードを表示
End If
メモ  この例では、Get ( アカウント名 ) は、データベースユーザが割り当てられたアカウント名を使用してログインした場合に使用可能な値のみを返します。アカウントが作成されていない場合、または不要な場合は、Get ( アカウント名 ) はデフォルト値「Admin」を返します。
関連項目 
計算フィールドの定義
If 関数
If 構造の例
スクリプトステップリファレンス（名前順）
スクリプトステップリファレンス（種類順）
計算式について