Exit Loop If
目的 
指定された計算式の結果が真(ゼロ以外の値)である場合にループを終了します。
構文 
Exit Loop If [<論理値計算式>]
オプション 
[指定...] をクリックすると、論理値計算式を定義することができます。[計算式の指定] ダイアログボックスに計算式を入力するか、左側のフィールドリストと右側の関数リストを算術演算子や文字列演算子とともに使用して計算式を作成します。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
はい 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
はい 
インスタント Web 公開 
はい 
ランタイムソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
計算式が真(ゼロ以外の値)の場合は、スクリプトの続行は、[Exit Loop] スクリプトステップの直後のスクリプトステップから継続されます。
計算式の結果が偽(ゼロ)の場合は、ループは終了せずスクリプトの実行は「Exit Loop If」スクリプトステップの次のスクリプトステップから継続されます。
 
次の例では、売上高に基づいて販売担当者 10 人のボーナスが計算されます。このスクリプトは、すべてのレコードを検索し、「売上」フィールドを降順にソートして、販売担当者を売上成績順に並べます。スクリプトは、先頭レコードから始まりループカウンタ変数の値を1に設定します。 この例では、ループカウンタフィールドとしてグローバル格納が有効な数字フィールドを使用します。下の例では、「カウント」フィールドがループカウンタ変数です。 次に、販売担当者の給与の4分の1を特別手当として計算します。次のレコードの処理に進みます。この処理はカウンタが 10 になるまで繰り返されます。
全レコードを表示
レコードのソート [記憶する; ダイアログなし]
フィールド設定 [テーブル1::カウント; 1]
Loop
フィールド設定 [テーブル1::ボーナス; テーブル1::給与 * .25]
レコード/検索条件/ページへ移動 [次の]
Exit Loop If [テーブル::カウント = 10]
フィールド設定 [テーブル1::カウント; テーブル1::カウント + 1]
End Loop
関連項目 
計算フィールドの定義
If 関数
If 構造の例
Loop 構造の例
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)
計算式について