レイアウトの変換方法旧バージョンで作成したファイルを開く場合、FileMaker Pro 12 はクラシックテーマをプロジェクトに適用します。ファイルの外観は旧バージョンと同様になります。作成した新しいレイアウトまたはファイルに追加した新しいオブジェクトは、クラシックテーマの属性を持ちます。各レイアウトに異なるテーマを選択できます。レイアウトの外観を変更する場合は、テーマを変更するか、またはレイアウトツールおよび機能を使用して変換されたレイアウトを変更します。FileMaker Pro 12 を使用して変換されたレイアウトには以下の違いがあります。
• ファイルを FileMaker Pro 12 形式に変換した場合、変換前のレイアウトのパターンは変換前のパターンに似たイメージに変換されます。
• 変換前にファイルで [表示] メニューの [オブジェクト] サブメニューから [ボタン] オプションが選択されていると、ボタンバッジ が、スクリプトまたはスクリプトステップを参照するボタンの右下の隅に表示されます。
• 変換前にファイルで [表示] メニューの [オブジェクト] サブメニューから [スクリプトトリガ] オプションが選択されていると、レイアウトスクリプトトリガバッジ が、スクリプトトリガが設定されたレイアウトの右下の隅に表示されます。[レイアウトの管理] ダイアログボックスでは、スクリプトトリガが設定されたレイアウト名の横のフォルダアイコン上にバッジ が表示されます。
• レイアウトで使用されるマージ記号は新しい形式に変換されます。たとえば、ページ番号 (##) のマージ記号は {{ページ番号}} に変わります。メモ 以前の変数記号のいずれかをレイアウトで静的テキストとして使用した場合、その記号は新しい記号形式に変換されます。変換後に記号を正しい静的テキストに入力し直すことができます。