統計関数

統計関数は、次のようなフィールドに含まれる数値 (関数によっては日付や時刻) の統計分析を実行します。

  • レコードの複数のフィールド
  • 関連フィールド (ポータルに表示されるかどうかは関係ありません)
  • 繰り返しフィールド

たとえば、Sum 関数を使用して、ポータルの一覧に値を追加できます。この方法は、集計レポートと小計レポートを作成する代わりに使用できます。

引数の値には、数値定数 (たとえば 10) や有効な式を含めることができます。繰り返しフィールドの式に含まれている定数引数は、すべての繰り返しの結果に影響します。

繰り返しフィールドの引数 (フィールド 1 ; フィールド 2 ;...) に繰り返しフィールド以外のフィールドが含まれている場合、Extend 関数 を使用しない限り、その値は最初の繰り返し項目の結果にのみ使用されます。

計算フィールドの繰り返し数を超える繰り返しの値は無視されます。たとえば、繰り返し数が 3 の計算フィールドでは、計算で指定されたフィールドに繰り返しが 5 回ある場合でも、計算結果は 3 種類のみです。

関数

機能

Average

フィールド内の空白を除く有効な値すべての平均を返します。

Count

フィールド内の空白を除く有効な値の数を返します。

List

フィールド内の空白を除く値の連結一覧を返します。

Max

フィールド内の有効な最大値を返します。

Min

フィールド内の空白を除いた有効な最小値を返します。

StDev

フィールド内の空白を除いたサンプル値の標準偏差を返します。

StDevP

フィールド内の空白を除いた母集団の標準偏差を返します。

Sum

フィールド内の空白を除いた有効な値すべての合計を返します。

Variance

フィールド内の空白を除いたサンプル値の分散値を返します。

VarianceP

フィールド内の空白を除いた母集団分散値を返します。