Claris FileMaker Cloud 2.19.4.1 リリースノート
2021 年 11 月
このドキュメントには Claris® FileMaker Cloud® 2.19.4.1 に関する情報が記載されています。詳細については、プロダクトドキュメンテーションセンターを参照するか、Web サイトのサポートリソースをご覧ください。
FileMaker Cloud 2.19.3.2 リリースノート
互換性
FileMaker Cloud 2.19.4.1 は Claris FileMaker® 18 および 19 プラットフォームのクライアントと互換性があります。
新機能および機能強化
メモ: 最新の機能を使用するには、インスタンスが FileMaker Cloud 2.19.4.1 にアップグレードされていることを確認してください。自動メンテナンスでインスタンスがアップグレードされない場合は、FileMaker Cloud Admin Console の [ダッシュボード] ページを使用してインスタンスをアップグレードします。
セッション識別子
カスタム App 開発者は Claris FileMaker Pro® で新しい [セッション識別子の設定] スクリプトステップを使用して共有されているカスタム App に接続しているユーザに関する追加の情報を管理者に提供できます。デフォルトでは、セッション識別子は Get (ユーザ名) 関数によって返される値と同じです。また、カスタム App で [セッション識別子の設定] スクリプトステップを使用してデフォルト値を変更できるようになりました。セッション識別子は FileMaker Cloud の管理者が Claris FileMaker Admin API で使用できます。FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
修正された問題
次の問題に対応しました。
- 「Documents」フォルダの一部のファイルの削除または置換ができない。
- 大きなファイルの復元と大きな外部オブジェクトデータを含むファイルをダウンロードするとセッショントークンの有効期限が切れて失敗する。
- FileMaker Cloud で共有されているカスタム App で GetThumbnail 関数を実行すると、低画質のサムネイルが返される。
- 2 GB を超えるログファイルをログビューアに表示できず Admin Console が応答を停止する場合がある。
- FileMaker Cloud で共有されているカスタム App で Claris FileMaker Go® を使用して署名を挿入すると、低画質のイメージが保存される。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Cloud の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。