Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2 リリースノート
2021 年 8 月
このドキュメントには Claris® FileMaker Cloud® 2.19.3.2 に関する情報が記載されています。詳細については、プロダクトドキュメンテーションセンターを参照するか、Web サイトのサポートリソースをご覧ください。
FileMaker Cloud 2.19.3.1 リリースノート
互換性
FileMaker Cloud 2.19.3.2 は Claris FileMaker® 18 および 19 プラットフォームのクライアントと互換性があります。
新機能および機能強化
メモ: 最新の機能を使用するには、インスタンスが FileMaker Cloud 2.19.3.2 にアップグレードされていることを確認してください。自動メンテナンスでインスタンスがアップグレードされない場合は、FileMaker Cloud Admin Console の [ダッシュボード] ページを使用してインスタンスをアップグレードします。
次の Claris FileMaker Admin API コマンドを使用すると、管理者は Claris FileMaker Data API を使用してオブジェクトデータを要求するときにストリーミング URL の共有設定を表示および変更できます。FileMaker Cloud 2.19.3.1 でセキュリティ機能強化が追加され、ストリーミング URL へのアクセスが制限されました。authenticatedStream 引数を 2 に設定するとストリーミング URL のセキュリティ機能強化が無効になります。authenticatedStream 引数を 1 に設定するとデフォルト動作となりセキュリティ機能強化が再度有効になります。
- コマンド:
- メソッド:
GET
- URI:
/fmi/admin/api/v2/server/config/authenticatedstream
- ヘッダ:
Content-Type: application/json
- コマンド:
- メソッド:
PATCH
- URI:
/fmi/admin/api/v2/server/config/authenticatedstream
- ヘッダ:
Content-Type: application/json
- ボディ:
{"authenticatedStream":2}
修正された問題
次の問題に対応しました。
- データを外部ストレージにコピーするスクリプトスケジュールを実行すると、システムメモリの使用量が増加して FileMaker Cloud が応答しなくなることがありました。
- これまでは、FileMaker Cloud でカスタムの Claris FileMaker Web Direct® ホームページの URL にインライン JavaScript を含めることができました。FileMaker Cloud 2.19.3.2 以降、インライン JavaScript は URL から自動的に削除されます。
今後廃止予定の API、技術、または機能
FileMaker Cloud の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。
廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。