Claris FileMaker Cloud 2.19.2.1 リリースノート

2020 年 12 月

このドキュメントには Claris® FileMaker Cloud® 2.19.2.1 に関する情報が記載されています。詳細については、プロダクトドキュメンテーションセンターを参照するか、Web サイトのサポートリソースをご覧ください。

FileMaker Cloud 2.19.1.2 リリースノート

互換性

FileMaker Cloud 2.19.2.1 は Claris FileMaker® 18 および 19 プラットフォームのクライアントと互換性があります。

新機能および機能強化

Claris Customer Console からのカスタム App 作成

チームマネージャが Claris Customer Console から直接カスタム App を作成できるようになりました。

メモ

カスタム App を作成するには:

  1. Claris ID ユーザ名およびパスワードを使用して Claris Customer Console にサインインします。
  2. [Home] ページで [Create New] をクリックします。
  3. カスタム App の名前を入力して [Create] をクリックします。

カスタム App を作成すると、FileMaker Cloud で共有されます。[Home] ページでカスタム App をクリックして次のオプションのいずれかを使用してカスタム App を開きます:

FileMaker Pro でレイアウトを編集するには:

ステップ 1: FileMaker Pro でアカウントアクセスを編集します。

  1. [Home] ページでカスタム App をクリックして、次に [Open in FileMaker Pro] をクリックします。
  2. [FileMaker Pro] メニュー > [環境設定...] を選択します。
  3. [一般] タブで [高度なツールを使用する] 環境設定が選択されていることを確認します。この環境設定を変更した場合、FileMaker Pro を再起動する必要があります。
  4. [ツール] メニュー > [カスタムメニュー] > [FileMaker の標準メニュー] を選択します。
  5. [ファイル] メニュー > [管理] > [セキュリティ...] を選択します。
  6. [認証方法:] から [FileMaker ファイルまたは外部サーバー] を選択します。
  7. [完全アクセス] アクセス権セットが割り当てられている Admin アカウントをアクティブにしてパスワードが設定されていることを確認します。アカウント名とパスワードを安全な場所に保管してください。
  8. FileMaker Pro を終了します。

ステップ 2: カスタム App をダウンロードしてレイアウトを編集します。

  1. Claris Customer Console で [Hosts] をクリックして [Go to FileMaker Cloud Admin Console] をクリックします。
  2. FileMaker Admin Console で [Databases] をクリックします。
  3. 暗号化パスワードを取得するには、データベースの横にあるオプションメニューをクリックして、[Show Encryption Password] を選択します。暗号化パスワードを安全な場所に保管してください。
  4. データベースを閉じるには、データベースの横にある下向矢印をクリックして [Close] を選択します。
  5. データベースをダウンロードするには、データベースの横にある下向矢印をクリックしてから [Download] を選択します。ファイルをダウンロードする準備ができると Admin Console に通知が送信されます。通知の [Download File] をクリックします。
  6. ローカルにダウンロードしたファイルを FileMaker Pro で開きレイアウトを編集します。ファイルを開くには、FileMaker Cloud Admin Console で取得した暗号化パスワードと以前 FileMaker Pro で設定した Admin アカウント名およびパスワードを使用する必要があります。

FileMaker Pro でのファイルの編集については、ナレッジベースで FileMaker Pro 19.2.1 リリースノートを参照してください。

サイズの大きいファイルをアップロードするための新しい API

このリリースにはサイズの大きいファイルを FileMaker Cloud に高速でアップロードできる appendmp API 呼び出しが含まれています。この API 呼び出しを使用して複数の部分に分割されたデータベースをアップロードします。ほとんどの部分を同時にアップロードできます。FileMaker Admin API ガイドを参照してください。

インスタンスタイプのアップグレード

最高の FileMaker Cloud エクスペリエンスを提供するためにインスタンスタイプがアップグレードされました。クラウドで共有されているカスタム App の実行に適切なパワーを供給できるようになりました。たとえば、中 (Medium) のインスタンスタイプの場合、追加料金なしで自動的に大 (Large) のインスタンスにアップグレードされます。インスタンスタイプの詳細については、Claris Customer Console ヘルプで「サブスクリプションの管理 (FileMaker Cloud)」を参照してください。

メモ: インスタンスタイプをアップグレードする前に、FileMaker Cloud 2.19.2.1 を使用していることを確認してください。

今後廃止予定の API、技術、または機能

FileMaker Cloud の進化に伴って、サポートされる技術、API、および機能の一覧に変更が生じる場合があります。この進化の一環として、特定のオペレーティングシステムのバージョン、ハードウェア、および機能が廃止になる場合があります。廃止予定になっても項目がすぐに削除されるわけではありませんが、廃止予定の技術は製品の今後のバージョンで取り除かれる可能性があるため、これらの技術からソリューションを移行する必要があります。

廃止予定の API、技術、および機能の最新情報については、ナレッジベースを参照してください。

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