強力なパスワードの使用

FileMaker プラットフォームは、いくつかの領域での認証にパスワードを使用します。FileMaker Server および FileMaker Cloud は管理者アカウントのパスワードを要求します。FileMaker Pro では、アカウントパスワードと暗号化パスワードを定義できます。パスワードの作成時に FileMaker ソフトウェアによってパスワードが分析され、パスワードの強度について通知されます。

アカウントパスワードの場合、外部認証 (FileMaker Server のみ) または OAuth アイデンティティプロバイダ認証 (FileMaker Server) を使用できます。外部認証では、FileMaker ソフトウェアにパスワードを保存するのではなく、Windows の Active Directory または macOS の Open Directory を使用してパスワードを管理します。OAuth アイデンティティプロバイダ認証では、Amazon や Google などサポートされている OAuth アイデンティティプロバイダを使用してパスワードを管理します。「外部認証の設定」および「OAuth アイデンティティプロバイダ認証の設定」を参照してください。

FileMaker Cloud の場合、ユーザとチームマネージャは Claris ID または外部 IdP アカウントで認証され Claris Customer Console を使用および共有ファイルを開くことができます。Claris ID ユーザは自分のパスワードを管理してマルチファクター認証を設定することができます。Claris Customer Console ヘルプを参照してください。