「Assisted Install.txt」の登録プロパティの設定

メモ  プロパティ名 (AI_*) はすべて大文字にする必要があります。変数の設定では大文字と小文字は区別されません。

目的

操作

エンドユーザライセンス契約 (EULA) を受け入れるかどうかを選択する

AI_LICENSE_ACCEPTED= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - EULA の条件を受け入れます。

  • 0 - EULA の条件を受け入れません (デフォルト)。

デフォルトの 0 (ゼロ) のままにしてもインストールは完了しますが、ユーザが FileMaker Pro を最初に起動した際に EULA の条件を受け入れるように要求されます。

設定支援サイレントインストールの設定 (Windows)」および「カスタマイズされた FileMaker Pro .pkg ファイルの作成 (macOS)」を参照してください。

ユーザ名を入力する

AI_USERNAME= の後に名前を入力します。

この変数を空白のままにすると、インストーラにより Windows を登録する際に使用された名前 (Windows) またはアカウントのユーザ名 (macOS) が使用されます。

Windows: FileMaker Pro の言語バージョンを指定する

AI_LANGUAGE= の後に言語の名前を入力します。

有効なエントリは次のとおりです:

  • BrazilianPortuguese

  • ChineseSimplified

  • Dutch

  • English

  • French

  • German

  • Italian

  • Japanese

  • Korean

  • Spanish

  • Swedish

この設定は、設定支援サイレントインストールを実行した場合にのみ有効です。「設定支援サイレントインストールの設定 (Windows)」を参照してください。

macOS: AI_LANGUAGE プロパティはありません。FileMaker Pro インストーラはオペレーティングシステムの現在の言語設定を使用します。

Windows: すべてのユーザが FileMaker Pro を利用できるか、それとも現在のユーザのみが利用できるかを指定する

AI_APPLICATIONUSERS= の後に次のいずれかを入力します。

  • AllUsers

  • OnlyCurrentUser

ユーザによる新規カスタム App の作成を禁止または許可する

AI_NONEWDATABASES= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - 禁止します。

  • 0 - 許可します。

新規カスタム App 作成の制限」を参照してください。

Windows: デスクトップとクイック起動ツールバーに FileMaker Pro のショートカットを作成する

AI_SHORTCUTS= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - ショートカットを作成します。

  • 0 - ショートカットを作成しません。

詳細については、この表の最後にあるメモを参照してください。

インストール時に登録情報のダイアログボックスを表示または非表示にする

AI_SKIPDIALOG= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - 非表示にします。

    ユーザはライセンス証明書を要求されません。(インストールフォルダにコピーしたライセンス証明書ファイルが無効な場合、登録情報のダイアログボックスが表示されます。)

  • 0 - 表示します。

詳細については、この表の後にあるメモを参照してください。

[ソフトウェア更新] ダイアログボックスを有効または無効にする

AI_DISABLEUPDATENOTIFY= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - 無効にします。

    さらに [ヘルプ] メニュー > [ソフトウェア更新の確認...] および [環境設定] ダイアログボックスのオプションも無効になります。

  • 0 - 有効にします。ソフトウェア更新が利用可能な場合にユーザに通知し、ユーザにインストールを許可します。

[新しいバージョンの通知] ダイアログボックスを有効または無効にする

AI_DISABLEVERSIONNOTIFY= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - 無効にします。

    さらに [環境設定] ダイアログボックスのオプションも無効になります。

  • 0 - 有効にします。新しいバージョンが利用可能な場合にユーザに通知します。

ファイルによってプラグインがインストールされるオプションを有効または無効にする

AI_DISABLEPLUGINS= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - [プラグイン] 環境設定の [ソリューションにファイルのインストールを許可] を無効にして、プラグインがインストールされるのを禁止します。

  • 0 - 有効にします。

メモ  ファイルによっては、正しく動作するためにプラグインが必要な場合があります。ソリューション開発者に確認してください。

プラグインのインストールと更新の詳細については、FileMaker Pro ヘルプを参照してください。

[ODBC/JDBC を有効にする...] コマンドを表示または非表示にする

AI_DISABLEXDBC= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - [ファイル] メニュー > [共有設定] > [ODBC/JDBC を有効にする...] コマンドを非表示にします。

  • 0 - コマンドを表示します。

[FileMaker WebDirect の構成...] コマンドを表示または非表示にする

AI_DISABLEIWP= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - [ファイル] メニュー > [共有設定] > [FileMaker WebDirect の構成...] コマンドを非表示にします。

  • 0 - コマンドを表示します。

FileMaker Pro の開発および展開の機能を有効または無効にする

AI_DISABLEADVANCEDTOOLS= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - [一般] 環境設定の [高度なツールを使用する] を選択解除します。

  • 0 - この環境設定を選択します。

これらの機能の詳細については、FileMaker Pro ヘルプを参照してください。

FileMaker Pro の起動時にカスタム App を開く

AI_LAUNCH_CUSTOMAPP= の後にファイルのパスを入力します。

パスは FileMaker 固有の形式でローカルファイルまたは共有ファイルへの完全パスを指定する必要があります:

  • Windows の完全パス:

    filewin:/ドライブ文字:/ディレクトリ名/ファイル名

    例: filewin:/C:/Users/John Smith/Documents/Launcher.fmp12

  • macOS の完全パス:

    filemac:/ボリューム名/ディレクトリ名/ファイル名

    例: filemac:/Macintosh HD/Users/johnsmith/Documents/Launcher.fmp12

  • FileMaker ネットワークパス:

    fmnet:/ホスト名または IP アドレス/ファイル名

    例: fmnet:/sales.example.com/Launcher.fmp12

file 接頭語も完全パスでサポートされます。FileMaker Pro ヘルプの「ファイルパスの作成」を参照してください。

メモ  FileMaker Pro で [環境設定...] メニュー > [一般] タブを選択してカスタム App のファイルパスを変更します。

fmp URL を使用してカスタム App を開く場合の警告を有効または無効にする

AI_WARN_FMP_URL= の後に次のいずれかを入力します。

  • 1 - 環境設定の [fmp URL でファイルを開く前に警告する] を選択します。

  • 0 - この環境設定を選択解除します。

これらの機能の詳細については、FileMaker Pro ヘルプを参照してください。

メモ  Windows の AI_SHORTCUTS および AI_SKIPDIALOG プロパティは、インストーラがショートカットの作成についてユーザにプロンプトを表示するかどうかを決定します。

AI_SHORTCUTS=

AI_SKIPDIALOG=

結果

1

1

プロンプトなし。ショートカットを作成します。

0

1

プロンプトなし。ショートカットを作成しません。

1

0

ダイアログボックスが表示されます。ショートカット作成のオプションはダイアログボックスで選択されます。

0

0

ダイアログボックスが表示されます。ショートカット作成のオプションはダイアログボックスで選択されません。