指定された文字エンコードと改行コードを使用してテキストからオブジェクトデータとしてテキストファイルを返します。
TextEncode (テキスト ; エンコード ; 改行コード)
テキスト
- 任意のテキスト式またはフィールド
エンコード
- 使用する文字エンコードの名前 (下記参照)
改行コード
- 使用する改行コードを指定する数字 (下記参照)。指定しない場合は改行コードは変更されません。
オブジェクト
FileMaker Pro 16.0
エンコード
引数には次のいずれかの名前を使用して文字エンコードを指定します。値を使用しないか認識されない値を使用した場合、この関数は「?」を返します。
| 使用されるテキストエンコード |
| Unicode |
| Latin 1 |
| Cyrillic (キリル語) |
| Japanese |
| Windows |
| Simplified Chinese |
| Korean |
| Traditional Chinese (繁体中国語) |
| Mac Roman |
改行コード
引数には次のいずれかの値を使用して使用する改行コードを指定します。認識されない値を使用した場合は改行コードは変更されません。
| 変更後の改行コード |
| 変更されない |
| キャリッジリターン (旧来の Mac 標準) |
| ラインフィード (最新の Mac、Unix/Linux 標準) |
| キャリッジリターン + ラインフィード (Windows 標準) |
•この関数は Runtime ソリューションではサポートされず「?」を返します。
日本語文字エンコードを使用して、改行コードを変更せずにテキストフィールドからオブジェクトデータとしてテキストファイルを返します。
TextEncode (テーブル::テキスト ; "shift_jis" ; 1)
テキストフィールドの内容を ISO-8859-1 文字エンコードと Windows の改行コードに変換してから、結果のオブジェクトフィールドをテキストファイルとして書き出します。
フィールド設定 [テーブル::オブジェクト ; TextEncode (テーブル::テキスト ; "iso-8859-1" ; 4)]
フィールド内容のエクスポート [テーブル::オブジェクト ; "output.txt" ; フォルダを作成: オフ]