文字列演算子は、複数の文字列項目を 1 つの大きな項目に統合する場合、計算式にテキスト定数を指定する場合、式の結果に書式を設定する場合、または計算式で特殊な文字を表す場合に使用します。
記号 | 名前 | 定義 |
| 連結 | 右側のテキスト文字列を左側のテキスト文字列の末尾に追加します。テキスト文字列には、フィールド、ダブルクォーテーションで囲んだ定数、または特定の関数を使用することができます。 |
| 文字列定数 | 文字列定数の先頭と終端を指定します。テキストが入っていないダブルクォーテーションは空の値 (テキストなし) を意味します。ダブルクォーテーションを使用せずに計算式にテキストを挿入すると、そのテキストは FileMaker Pro Advanced ではフィールドまたは関数名と解釈されます。 |
| 円通貨記号 (バックスラッシュ) | 演算子文字を、演算子としてではなく文字として使用する場合に指定します。 |
| キャリッジリターン | 計算式の結果に段落改行を挿入します。 |
| C スタイルコメント | 計算式内のテキストコメントとして見なされる先頭と終端の文字を指定します。 |
| C++ スタイルコメント | 計算式内の単一行コメントを識別します。 |
| 予約済みの名前 | フィールド名やテーブル名として使用される予約済みの関数名とキーワードを識別します。 |
次の式は、姓と名を空白で区切って連結します:
姓 & " " & 名
たとえば、「田中 一郎」が返されます。