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フィールドを名前で設定

現在のレコードの指定された計算フィールドの内容全体を計算値で置き換えます。

参照 

オプション 

[ターゲットフィールドの指定] は、置き換える内容を含むフィールドを指定する計算式です。

[計算結果] では、このスクリプトステップによって挿入される結果を求める計算式を指定します。

互換性 

 

製品 

サポート 

FileMaker Pro Advanced 

はい 

FileMaker Go 

はい 

FileMaker WebDirect 

はい 

FileMaker Server 

はい 

FileMaker Cloud 製品 

はい 

FileMaker Data API 

はい 

カスタム Web 公開 

はい 

Runtime ソリューション 

はい 

起点 

FileMaker Pro 10.0

説明 

[フィールドを名前で設定] スクリプトステップを使用すると、フィールド名を指定するための計算式を作成し、フィールドの値を文字または 2 番目の計算に基づいて変更できるようになります。

ターゲットフィールドが計算されるので、1 つの [フィールドを名前で設定] ステップ は [If] 条件間の複数の [フィールド設定] スクリプトステップを置き換えることができます。

指定された計算フィールドはテキストの結果を返す必要があります。

完全修飾されたフィールド名がクォーテーションマークで囲まれていない場合、ターゲットフィールドの名前は名前フィールドから取得されます。

フィールドを指定していないときに、ブラウズモードまたは検索モードでフィールドが選択されているとそのフィールドが使用されます。

メモ 

指定されたターゲットフィールドが現在のレイアウト上に存在する必要はありません。

[フィールドを名前で設定] は入力値の制限の検証を無視します。

可能な場合、[フィールドを名前で設定] スクリプトステップは、レコードをアクティブにしてレコードが終了するか確定されるまでアクティブな状態にします。一連の [フィールドを名前で設定] スクリプトステップを連続して使用するスクリプトではできればそれらのステップを 1 か所にまとめることをお勧めします。これにより、個々の [フィールドを名前で設定] スクリプトステップの後にレコードのロック、データのダウンロードまたはアップロード、フィールドの索引設定などをすることなしに、以降の [フィールドを名前で設定] スクリプトステップでレコードを処理することができます。これらの機能およびレコードレベルの入力値の制限はレコードの終了または確定後に実行されます。

例 1 

地理的場所に基づいてターゲットフィールド (国内統計または国際統計) を識別し、ターゲットフィールドに計算された値 (すべての総計の合計) を入力します。

フィールドを名前で設定 [If (顧客::国 = "日本" ; "顧客::国内統計" ; "顧客::国際統計") ; Sum (請求書::総計)]

例 2 

[フィールド設定] の代わりに [フィールドを名前で設定] を使用してスクリプトを簡素化する場合について説明します。

#[フィールド設定] では、[顧客] テーブルのどのフィールドを
#[債権回収::電話番号] の情報で更新するのかを指定するために、
#複数の [Else If] ステップを含む [If] ステートメントが必要です。
If [債権回収::通話場所 = "勤務先"]
フィールド設定 [顧客::勤務先電話番号; 債権回収::電話番号]
Else If [債権回収::通話場所 = "自宅"]
フィールド設定 [顧客::自宅電話番号; 債権回収::電話番号]
Else If [債権回収::通話場所 = "携帯"]
フィールド設定 [顧客::携帯電話番号; 債権回収::電話番号]
End If
#ターゲットフィールドを指定する計算式を使用して、
#1 つの [フィールドを名前で設定] ステップで同じタスクを実行できます。
フィールドを名前で設定 [GetFieldName (Evaluate (債権回収::通話場所 & " 電話")); 債権回収::電話番号]

関連項目 

スクリプトステップリファレンス (名前順)

スクリプトステップリファレンス (種類順)