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Event を送信

Windows では、別のアプリケーションで処理を実行します。macOS では、別のアプリケーションに Apple events を送信します。

参照 

オプション (Windows)

[送信イベント: <イベント名> メッセージ] では、次のいずれかを選択できます:

[ファイル/アプリケーションを開く] では、FileMaker Pro Advanced にドキュメントファイルまたはアプリケーションを開くように命令します。ファイルは、開くファイルのタイプに Windows で関連付けられているアプリケーションを使用して開かれます。

[ファイルを印刷] では、FileMaker Pro Advanced にファイルを別のアプリケーションで印刷するように命令します。

[ファイル:] では、開くファイル/アプリケーション、または印刷するファイルを指定できます。詳細については、ファイルパスの作成を参照してください。

[計算式] では、計算式からメッセージを作成できます。

[テキスト] では、送信するメッセージのテキストを手動で入力できます。

[対象アプリケーションを手前に表示] を選択すると、対象アプリケーションがアクティブになり、画面に表示されます。対象アプリケーションを表示すると、スクリプトの実行速度が遅くなります。[対象アプリケーションを手前に表示] が選択されていない場合はスクリプトはバックグラウンドで実行されます。

オプション (macOS)

[送信イベント: <値>] では、次のうちの 1 つを選択します:

[アプリケーションを開く] では、FileMaker Pro Advanced にアプリケーションを起動するように命令します。[アプリケーション指定...] をクリックして、アプリケーションを選択します。

[文書を開く] では、FileMaker Pro Advanced に対象アプリケーションで文書を開くように命令します。計算値やスクリプトを指定することもできます。

[スクリプト実行] では、FileMaker Pro Advanced に対象アプリケーションの言語でスクリプトを実行するように命令します。[アプリケーション指定...] をクリックしてアプリケーションを選択します。[ファイル] を使用して、対象アプリケーションで使用するファイルを選択します。または [スクリプト記述] を選択してスクリプトテキストを入力するか、スクリプトの名前を入力します。このとき、指定したスクリプトテキストやスクリプト名が対象アプリケーションで認識可能なものであるかどうかを確認してください。

[その他...] を選択すると、[イベントを指定] ダイアログボックスが表示されます。ここでは、Apple eventsイベントクラスイベント ID を直接入力することができます。

[ファイル] では、対象アプリケーションで使用するファイルを選択することができます。詳細については、ファイルパスの作成を参照してください。

[計算] を選択すると、指定したイベントで送信する値を生成する計算式を作成できます。

[対象アプリケーションを手前に表示] を選択すると、対象アプリケーションがアクティブになり、画面の一番手前に表示されます。対象アプリケーションを表示すると、スクリプトの実行速度が遅くなります。[対象アプリケーションを手前に表示] が選択されていない場合は、スクリプトはバックグラウンドで実行されます。

[イベントの完了を待つ] を選択すると、FileMaker Pro Advanced に対して Apple events が終了するのを待って次のスクリプトステップを実行するように通知します。イベントの完了を待つ必要がない場合は、このオプションの選択を解除します。

[イベントの結果をクリップボードへコピー] は、後で使用できるようにイベントの実行結果をクリップボードにコピーします。このオプションは、[対象アプリケーションを手前に表示] が選択されている場合は無効です。

[アプリケーション指定...] では、対象アプリケーションを選択できます。

互換性 

 

製品 

サポート 

FileMaker Pro Advanced 

はい 

FileMaker Go 

いいえ 

FileMaker WebDirect 

いいえ 

FileMaker Server 

いいえ 

FileMaker Cloud 製品 

いいえ 

FileMaker Data API 

いいえ 

カスタム Web 公開 

いいえ 

Runtime ソリューション 

はい 

起点 

FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン

説明 

[Event を送信] は、別のアプリケーションを開始、別のアプリケーションでドキュメントを開く、または別のアプリケーションでドキュメントを印刷 (Windows)、または Apple events を別のアプリケーションに送信 (macOS) します。

1 つの [Event を送信] スクリプトステップで送信できるイベントは 1 つだけです。1 つのスクリプトには、複数の [Event を送信] スクリプトステップを使用することができます。

計算式またはテキストを使用してファイルやアプリケーションを指定すると、ファイルのタイプやアプリケーションの名前はスクリプト定義の中では「<不明>」と表示されます。

Windows: BASIC や C を使用してプログラムを作成してこのスクリプトステップで実行することによってスクリプトにさらに機能を追加することもできます。

macOS: FileMaker Pro Advanced で Apple events を送信する場合、コンパイルされていないテキストデータが送信されます。対象アプリケーションがイベントとともに必要とする情報が何であるかを知っておく必要があります。

例 1 

macOS では、TextEdit アプリケーションを開きます。

Event を送信 [「テキストエディット」,「aevt」,「oapp」]

例 2 

Windows では、メモ帳アプリケーションを開きます。

Event を送信 [「aevt」; 「odoc」; 「NOTEPAD.EXE」]

例 3 

Windows では、イメージ .bmp ファイルをデフォルトのアプリケーションで開きます。

Event を送信 [「aevt」; 「odoc」; 「イメージ.bmp」]

関連項目 

スクリプトステップリファレンス (名前順)

スクリプトステップリファレンス (種類順)