•データをグループ化するレポートレイアウトを作成する場合は、[新規レイアウト/レポート] アシスタントを手際よく進められるように、レポートの表示方法を考えておく必要があります。アシスタントでは、データを分類 (グループ化) する際の基準となるフィールドを指定します。小計や総計を含める場合は、集計するフィールドについて検討し、アシスタントを開始する前に集計フィールドを定義しておく必要があります(必要に応じて、アシスタントの中で集計フィールドを定義することもできます)。
•グループ化されたデータを含むレポートで思いどおりの結果が得られない場合は、アシスタントの各パネルに表示されるヘルプを参考にしてください。
•レポートレイアウトを作成するときに、作成したレイアウトへの切り替えおよびレコードのソート (指定されている場合) を行うスクリプトを保存することを選択できます。保存したスクリプトは [スクリプト] メニューに追加されます。このスクリプトを選択すると、レポートを後で実行することができます。スクリプトを実行する前に、必要な対象レコードが表示されていることを確認してください。スクリプトを表示または編集するには、[スクリプト] メニュー > [スクリプトワークスペース...] を選択します。たとえば、検索を実行するスクリプトステップを追加することができます。
•簡易リストとしてフィールドがページの左から右に表示する (以前にはリスト形式レイアウトとしてあらかじめ定義されていたレイアウトのタイプ) レポートを作成することができます。フィールド名は列タイトルとして表示されます。レポートレイアウトを作成する際は、小計または総計を含まず、またレコードをカテゴリ順に並べ替えないでください。レイアウトを保存して、次にレコードをブラウズモードのリスト形式で表示します。
•リスト形式でレコードを印刷する際、いくつかの列がページの幅に収まらない場合は、次の処理を行ってからもう一度印刷を実行してください:
•フィールドのサイズ、またはフィールド内のデータのフォントサイズを小さくします。
•[ファイル] メニュー > [印刷設定...] (Windows) または [用紙設定...] (macOS) を選択します。(プレビューモードで、ステータスツールバーの [印刷設定] (Windows) または [用紙設定] (macOS) をクリックすることもできます。)設定ダイアログボックスで、用紙の印刷方向を横に変更します。または印刷時の倍率を 100% 未満にします。必要に応じて印刷オプションを設定した後で、[新規レイアウト/レポート] アシスタントを使用してもう一度レイアウトを作成します。
•列数を減らしたレイアウトをいくつか作成し、それぞれのレイアウトを個別に印刷します。
•上に記載されているレポートレイアウトでは、フィールドは一覧の形式で配置されます。また、レコードを 1 行ずつ一覧の表形式で配置することもできます。たとえば、名前と住所を載せた名簿を印刷する場合などに利用できます。段組を使用したレコード印刷の設定を参照してください。