この手順では、自己連結リレーションシップ、およびそのリレーションシップを参照する計算フィールドを使用して、レコードの作成順に基づいて、最初のレコード以外で重複しているレコードがあるかを識別します。このシステムを設定すると、重複したレコードは作成時に識別されます。
1. 検索した重複レコードを削除する場合は、ファイルのバックアップコピーを作成してください。
ファイルの保存とコピーを参照してください。
2. ファイル内で、レコードが固有であることを判断できるフィールドを識別します。
たとえば、「連絡先」データベースでは、「従業員 ID」フィールドを使用します。この場合は、結果をテキストで返す計算式を使用して計算フィールドを作成し、そこで複数のフィールドのデータを結合して固有の識別子を作成することもできます。たとえば、「姓 & 名 & 電話番号」のような計算式を作成することができます。繰り返しフィールドは使用しないでください。
3. 自己連結リレーションシップを定義します。
選択した識別用のフィールドを、リレーションシップの両方のテーブルの照合フィールドとして使用します。リレーションシップの作成と変更を参照してください。
4. [重複チェック] という名称で、式を伴う新規計算フィールドを作成するには次のように操作します:
If (Count (<2 番目のテーブルオカレンス名>::<照合フィールド>) > 1; "重複" ; "固有")5. ステータスツールバーの [すべてを表示] をクリックします。
6. 「重複チェック」フィールドで「重複」の検索を実行します。
重複を含むすべてのレコードは重複のマークがつきます。