レコードのソート ([新規レイアウト/レポート] アシスタント)

[新規レイアウト/レポート] アシスタントのこのパネルでは、レコードのソートの基準となるフィールドを選択します。

ソートの階層は、指定した順序に従って決まります。たとえば、年、月の順でソートする場合、最初に「年」フィールドを選択してから「月」フィールドを選択します。

集計レポートを作成する場合に、1 つまたは複数の区分けフィールドを選択すると、選択した区分けフィールドは、[ソート優先順位] の一覧の一番上に鍵のアイコンとともに表示されます。区分けフィールドを正しく表示するには、最初にこれらのフィールドでレコードをソートする必要があるため、これらのフィールドを取り除いたり位置を変更することはできません。

 

目的

操作

ソートの基準となるフィールドを含める

[レポートに表示するフィールド] フィールドで、ソート階層で使用する順番にフィールドをダブルクリックします。

既に選択したフィールドを取り除く

[ソート優先順位] で、取り除くフィールドをダブルクリックします。

フィールドの順序を変更してソートの階層を変更する

[ソート優先順位] で、フィールド名の横にある上下方向の矢印をドラッグして、目的の位置に移動します。

FileMaker Pro Advanced でのフィールドのソート方法を変更する

[ソート優先順位] で、フィールドを選択した状態で次の操作を行います:

[昇順] を選択すると、テキストは名前順に、数値は小さいものから順に、日付や時刻は古いものから順に並べられます。

[降順] を選択すると、逆順に並べられます。

[値一覧に基づく順位:] を選択して値一覧を選択または定義すると、フィールドの値一覧と同じ順番でソートされます。たとえば、月の順にソートすることができます。

集計フィールドの値に基づいてレコードの順序を変更する

[ソート優先順位] で、集計フィールドの値に基づいて順序を変更する集計フィールド以外のフィールドを選択します。[集計フィールドに基づいて並べ替え] を選択するか、または [指定...] をクリックします。[フィールド指定] ダイアログボックスで集計フィールドを選択します。

メモ 

デフォルトでは、[レコードのソート] ダイアログボックスのフィールド一覧には、現在のレイアウトからのフィールドのみが表示されます。他のフィールドを使用してソートする場合は、[フィールドの指定] パネルに戻り、フィールド一覧上方にあるテーブルの一覧からテーブルを選択し、追加フィールドを選択してから、[レコードのソート] パネルに戻ります。

データのソート順は、フィールドタイプによって変わります。レコードのソートを参照してください。

繰り返しフィールドは、最初の繰り返しの値に基づいてソートされます。

[集計フィールドに基づいて並べ替え] を選択して、グループ化された集計データをソートできます。たとえば、データを地域別にグループ化してから、各地域の売上げ総額を地域名のアルファベット順ではなく最高額から最低額の順で表示するとします。そのためには、ファイル内の集計フィールドを定義して (例えば「売上総額」)、レポートを [新規レイアウト/レポート] アシスタントの [区分けフィールドによるレコードのグループ化] パネル内で地域別にグループ化することができます。次に、アシスタントの [レコードのソート] パネルの [ソート優先順位] 内の [地域] フィールドで [集計フィールドに基づいて並べ替え] を選択してから、[フィールド指定] ダイアログボックスで [売上総額] フィールドを選択します。

数字、日付、および時刻のソートは、システム書式によって変わります。

テキストフィールドを定義する場合、テキストの索引設定およびソートのデフォルト言語は、FileMaker Pro Advanced を実行しているオペレーティングシステムによって決まります。ソートのデフォルト言語を無視して、異なる言語を指定することができます。レコードのソート順の設定を参照してください。フィールドのデフォルト言語を完全に変更するには、フィールドの索引オプションの定義を参照してください。

関連項目 

レイアウトの作成