データベース開発者は、プラグインファイルをオブジェクトフィールドに挿入し、スクリプトと計算式を使用してプラグインをインストールおよび更新できます。
メモ トライアルとしてソリューションを使用するときに不要なプラグインをインストールしなければならないと認識している場合、プラグインの環境設定で [ソリューションにファイルのインストールを許可] オプションを無効にできます。ただし、ソリューションファイルによっては、必要なプラグインのインストールを許可しないと期待するとおりに動作しない場合があります。環境設定: プラグインを参照してください。
1. オブジェクトフィールドを作成する。オブジェクトフィールドについてを参照してください。
2. 次のいずれかの操作を行います:
•ブラウズモードでオブジェクトフィールドを選択し、[挿入] メニュー > [ファイル...] を選択し、[挿入] をクリックします。
•スクリプトを記述し、[ファイルを挿入] スクリプトステップを使用してプラグインをオブジェクトフィールドに配置します。スクリプトの作成と編集およびファイルを挿入を参照してください。
3. スクリプトを記述し、[プラグインファイルのインストール] スクリプトステップを使用してオブジェクトフィールドをターゲットフィールドとして指定します。
4. スクリプトを実行してプラグインをインストールします。
プラグインは次のフォルダにインストールされます:
•Windows の場合: C:¥users¥ユーザ名¥AppData¥Local¥FileMaker¥FileMaker Pro Advanced¥17.0¥Extensions¥
•macOS の場合: Macintosh HD/ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Application Support/FileMaker/FileMaker Pro Advanced/17.0/Extensions
ヒント Get (インストールされた FM プラグイン) 関数を使用して、インストールされたプラグインのバージョンを識別し、オブジェクトフィールドに保存されるプラグインのバージョンと比較した後、必要に応じて再インストールすることによりプラグインを更新できます。プラグイン更新の例および Get (インストールされた FM プラグイン)を参照してください。
•FileMaker Pro Advanced でインストールできるのは、FileMaker Pro Advanced アプリケーションのアーキテクチャに一致するプラグインだけです。たとえば、64 ビットバージョンの FileMaker Pro Advanced にインストールできるのは 64 ビットのプラグインだけです。現在のアプリケーションのアーキテクチャを確認するには、Get (アプリケーションアーキテクチャ) 関数を使用します。
•複数のバージョンのプラグインをインストールして複数のバージョンの FileMaker Pro Advanced をサポートすることはできません。
•FileMaker Pro Advanced の現バージョンでのみ動作する特定のプラグインのバージョンがソリューションで必要な場合は、現バージョンの FileMaker Pro Advanced フォルダ内または FileMaker Runtime フォルダ内の「Extensions」フォルダに手動でプラグインを配置するようにユーザに指示します。
•インストールされているすべてのバージョン用のプラグインの場合、各ユーザの AppData¥Local¥FileMaker¥Extensions (Windows) フォルダまたは Application Support/FileMaker/Extensions (macOS) フォルダにプラグインを手動でインストールする必要があります。
•プラグインの読み込みを行うときの検索は FileMaker Pro Advanced アプリケーションフォルダ内の「Extensions」フォルダから始まり、その後に [プラグインファイルのインストール] スクリプトステップが使用するフォルダが検索されます。最後に検索される場所が、AppData¥Local¥FileMaker¥Extensions (Windows) フォルダまたは Application Support/FileMaker/Extensions (macOS) フォルダです。
•複数のプラグインを同じプラグイン ID でロードすることはできません。
•macOS の場合: オブジェクトフィールドに保存されるプラグインはデフォルトでは圧縮されています。