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レイアウトのテーマの変更

既存のレイアウトのテーマを変更できます。レイアウトのテーマを変更すると新規テーマの属性がレイアウト上のすべてのオブジェクトに適用されますが、次の例外があります:

テキストを含むオブジェクトの場合、フォントの色とフォント系がテーマで定義されているデフォルトのスタイルに変更されます。テキストサイズなど、その他のすべてのテキストプロパティは維持されます。

バージョン 12 よりも前の FileMaker Pro Advanced または FileMaker Pro で作成されたボタンは元の書式が維持されます。

レイアウト上のオブジェクトおよびレイアウトの背景がイメージで塗りつぶされている場合はイメージが維持されます。イメージで塗りつぶされているレイアウトパートは新しいテーマで定義されている塗りつぶしが表示されます。

レイアウトのテーマを変更するには、次の操作を行います。

1. レイアウトモードで、変更するレイアウトを選択します。

レイアウトバーに現在のテーマの名前が表示されます。

2. ステータスツールバー指定ボタン をクリックして [テーマの変更] ダイアログボックスを表示します。

 

適用するテーマ

操作

このファイルから

[レイアウトテーマ] の一覧でテーマを選択し、各テーマのプレビューを表示します。

別の FileMaker Pro Advanced ファイルから

[テーマのインポート...] をクリックしてインポートするテーマを含むファイルを選択し、[開く] をクリックします。[テーマのインポート] ダイアログボックスで 1 つまたは複数のテーマを選択して、[OK] をクリックします。そして、[レイアウトテーマ] の一覧でテーマを 1 つ選択します。

メモ 

レイアウトオブジェクトのスタイルは、レイアウトのテーマによって制御されます。あらかじめデザインされたテーマに目的のオブジェクトスタイルがない場合、カスタムテーマを作成できます。テーマの作成の詳細については、レイアウトテーマの保存と管理を参照してください。

レイアウトのテーマを変更した後に変更を元に戻した場合、元に戻す操作は 2 つのレベルで実行されます。最初の元に戻す操作では、新しいテーマが維持されますが、スタイルとして保存されていない、オブジェクトに以前に適用されたすべての属性が表示されます。次のレベルの操作では、レイアウトがテーマを変更する前の状態に戻ります。

レイアウトのテーマを変更すると、次の処理が行われます:

古いテーマと新しいテーマが保存されたカスタムスタイルに同じ名前が使用されている場合、新しいテーマのスタイルの属性が使用されます (スタイル名は大文字と小文字が区別されません)。

レイアウトレベルで保存されているスタイルに対する未保存の変更が削除されます。

一部のテーマには、いくつかのオブジェクト用にあらかじめ定義された追加のスタイルがあります。あらかじめ定義された追加のスタイルをサポートしないテーマに切り替えた場合、追加のスタイルで書式設定されたオブジェクトはデフォルトのスタイルにリセットされます。その後、再度あらかじめ定義された追加のスタイルをサポートするテーマに切り替えても、オブジェクトはデフォルトのスタイル設定を維持します。インスペクタのスタイル イメージのみボタン タブを使用して、あらかじめ定義された追加のスタイルを再度適用できます。

FileMaker Pro Advanced ソフトウェア更新では、あらかじめ定義されたテーマの書式設定の変更を含む場合があります。古いバージョンのあらかじめ定義されたテーマ (またはあらかじめ定義されたテーマの古いバージョンに基づくカスタムテーマ) がソリューションで使用されていて、ユーザがそのファイルに対する書き込み権限を持っている場合は、ユーザがレイアウトモードに切り替えた場合、別のレイアウトに切り替えた場合、またはレイアウトのテーマを変更した場合に書式設定の変更が自動的に適用されます。

関連項目 

レイアウトのスタイルの作成と設定