テーブルデータを削除
目的
現在の対象レコードに関係なく指定したテーブルのすべてのレコードを削除します。
参照
構文
テーブルデータを削除 [ダイアログあり: オン/オフ; テーブル: <現在のテーブル>/「<テーブル名>」]
オプション
•[ダイアログあり] により、このスクリプトステップを実行したときにレコードの削除の確認をユーザに求めるダイアログボックスを表示するかどうかが指定されます。
•[現在のテーブル] はこのスクリプトステップが実行されたときのアクティブなテーブルです。
•[テーブルを指定] で現在のファイルのテーブルを選択できます。
互換性
スクリプトステップを実行する場所 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Server | 一部 |
FileMaker Go | はい |
カスタム Web 公開 | 一部 |
FileMaker WebDirect | はい |
Runtime ソリューション | はい |
起点
FileMaker Pro 15.0
説明
重要 すべてのレコードを削除した場合は元に戻すことはできません。
[テーブルデータを削除] により、削除前にテーブルのすべてのレコードに対してロックが試行されます。ロックできないレコードがある場合 (たとえば、レコードが他のユーザによって編集中である場合)、[テーブルデータを削除] が停止し、エラーコードが返されます。このエラーコードは、
Get (最終エラー) 関数を使用して処理することができます。
多数のレコードを削除する場合は、
対象レコード削除 スクリプトステップよりもこのスクリプトステップの方が高速に処理できる場合があります。
メモ
•リレーションシップで設定されている場合でも、[テーブルデータを削除] では
関連レコードは削除されません (
リレーションシップの作成と変更を参照してください)。関連レコードも削除するには、代わりに [対象レコード削除] を使用します。
•[
現在のテーブル] を選択しており、このスクリプトステップが実行されたときのアクティブなテーブルが
ODBC データソースからのものである場合は、[テーブルデータを削除] はスキップされてエラーコードが返されます。アクティブなテーブルが外部の FileMaker データソースからのものである場合、[テーブルデータを削除] は通常どおり実行されます。
•サーバーサイドスクリプトおよびカスタム Web 公開はこのスクリプトステップを [ダイアログあり] オプションが [オフ] に設定された場合と同様に実行します。
例 1
ユーザにメッセージを表示した後で、請求書という名前のテーブルのすべてのレコードを削除します。
テーブルデータを削除 [ダイアログあり: オン; テーブル:「請求書」]
関連項目