リファレンス > 関数リファレンス > 書式設定関数 > TextStyleAdd
 
TextStyleAdd
目的 
1 回の操作で指定されたスタイルをテキストに追加します。
構文 
TextStyleAdd ( テキスト ; スタイル )
引数 
テキスト - 任意のテキスト式またはテキストフィールド
スタイル - 「説明」セクションに記載されているスタイル
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 7.0
説明 
スタイル名の間に + 演算子を使用することで、複数のスタイルを追加できます。負の値は有効ではありません。指定されたスタイルが「Plain」のみの場合、すべてのスタイルは取り除かれます。他のスタイルが混在する場合、Palin スタイルは無視されます。スタイルでは大文字と小文字が区別されません。また、スタイルにスペースを含めることはできません。
返されるフィールドタイプがテキストでない場合、書式設定オプションは使用されません。
使用できるスタイルは次のとおりです。
Plain
Bold
Italic
Underline
HighlightYellow
Condense
Extend
Strikethrough
SmallCaps
Superscript
Subscript
Uppercase
Lowercase
Titlecase
WordUnderline
DoubleUnderline
AllStyles (使用できるすべてのスタイル)
メモ 
テキストの大文字小文字を書式設定または変更する場合、Lower、Upper、または Proper 関数を使用します (テキスト関数を参照してください)。
 
TextStyleAdd ("Plaid" ; Italic) は、「Plaid」という単語を斜体で返します。
TextStyleAdd ( 名 ; Bold+Underline ) は、「名」フィールドの値が「Sophie」の場合、「Sophie」を下線付きの太字で返します。
次の計算では、テキストからすべてのスタイルを取り除き、テキスト全体を斜体にします。
TextStyleAdd ( TextStyleAdd ( 名 ; Plain ) ; Italic )
次の計算では、2 つのスタイルを作成して、これらのスタイルを使用して 2 つのテキストを連結します。Let 関数を使用すると、長く複雑な TextStyleAdd ステートメントを作成する必要はありません。
Let ( [
   TitleStyle = Smallcaps + Titlecase ;
   BodyStyle = Plain
] ;
TextStyleAdd ( タイトルフィールド ; titleStyle ) & "¶¶" & TextStyleAdd ( ボディフィールド ; BodyStyle ) )
次の例では、複数の単語をすべて検索して、それらのスタイルを変更します。この処理を実行するには、Substitute 関数を TextStyleAdd 関数と組み合わせて使用するのが効果的です。
Substitute ( 記事本文 ;
[ "句1" ; TextStyleAdd ( "句1" ; Italic ) ] ;
[ "句2" ; TextStyleAdd ( "句2" ; Bold ) ] )
関連項目 
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方