レコードをスナップショットリンクとして保存
目的
対象レコードを FileMaker Pro スナップショットリンク (FMPSL) ファイルとして保存します。
参照
構文
レコードをスナップショットリンクとして保存 [「<出力ファイル名>」; 電子メールの作成; 対象レコード/現在のレコード]
オプション
•[
出力ファイルの指定] では、スナップショットリンクのパスを入力できます。1 行に 1 つのパスを指定します。最初に見つかったパスが使用されます。
ファイルパスの作成を参照してください。また、[
ファイルを添付した電子メールの作成] を選択してスナップショットリンクが添付された空の電子メールを作成することができます。
FileMaker Pro が完全パスを指定しないスクリプトを実行する場合、およびスクリプトを含むデータベースファイルが共有されている場合、パスは現在のユーザのドキュメントフォルダにあるものと想定されます。
•[対象レコード] を指定するとは、レコードの対象レコード全体が保存されます。
•[現在のレコード] を指定すると、現在のレコードだけが保存されます。
互換性
スクリプトステップを実行する場所 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Server | はい |
FileMaker Go | はい |
カスタム Web 公開 | いいえ |
FileMaker WebDirect | 一部 |
Runtime ソリューション | いいえ |
起点
FileMaker Pro 11.0
説明
このスクリプトステップは、検索モード以外のすべてのモードで動作します。
SMTP 経由でスナップショットリンクファイルを送信するには、
メールを送信 スクリプトステップでスナップショットリンクを添付ファイルとして指定し、[レコードをスナップショットリンクとして保存] スクリプトステップの後に配置します。
ファイルをローカルに保存する必要がない場合は、このスクリプトステップを
Get (テンポラリパス) 関数と共に使用し、スナップショットリンクファイルを一時的な場所に保存します。Get (テンポラリパス) 関数を使用してファイルパスを作成する場合は、最初に変数を割り当ててから、[出力ファイルの指定] ダイアログボックスで変数を使用します。
ファイルパスの作成を参照してください。
メモ
•FileMaker WebDirect では、[出力ファイルの指定] オプションはサポートされていません。FileMaker WebDirect はスナップショットリンクを Web ブラウザのデフォルトのダウンロード先に保存します。
•FileMaker Server で実行されるスクリプトは FileMaker Server のファイルパス動作に従います。詳細については、
サーバーサイドスクリプト内のパスを参照してください。
•出力ファイルパスが指定されていない場合、FileMaker Go はファイルの名前を使用してスナップショットリンクファイルを保存します。
•次の条件を満たしている場合は複数の iOS デバイスでスナップショットリンクファイルを開くことができます。
•FileMaker Pro ファイルが各デバイスに保存されている。
•スナップショットリンクファイルが FileMaker Go で作成されている。
•元の FileMaker Pro ファイルとそのファイルのローカルコピーが同じファイル名で、同じ相対パスの場所にある。
例 1
現在のレコードをスナップショットリンクとして保存し、スナップショットリンクファイルを保存する場所を尋ねるメッセージを表示します。
レコードをスナップショットリンクとして保存 [現在のレコード]
例 2
対象レコードをスナップショットリンクとしてテンポラリディレクトリに保存した後、スナップショットリンクが添付された電子メールを作成します。
変数を設定 [$パス; 値: Get (テンポラリパス) & "請求書.fmpsl"]
レコードをスナップショットリンクとして保存 [「$パス」; 電子メールの作成; 対象レコード]
関連項目