RGB
目的
赤、緑および青の値を組み合わせて色を表すことによって得られた 0 から 16777215 までの整数値を返します。
構文
RGB ( 赤 ; 緑 ; 青 )
引数
赤 - 任意の数値
式、または 0 から 255 までの値を含む数字
フィールド 緑 - 任意の数値式、または 0 から 255 までの値を含む数字フィールド
青 - 任意の数値式、または 0 から 255 までの値を含む数字フィールド
戻り値のデータタイプ
数字
起点
FileMaker Pro 7.0
説明
この関数によって返された数値を、TextColor 関数または TextColorRemove 関数の色引数として渡すことができます。RGB 関数で結果の計算に使用される式は、次のとおりです。
赤 * 2562 + 緑 * 256 + 青
上記では、2562 = 65536
ヒント 色の RGB 値を参照するには、[レイアウト] モードで、
書式設定バーの [塗りつぶし] カラーパレットをクリックして [
その他の色...] を選択します。それぞれの基本色に対して値が示されます。macOS では、[カラーつまみ] タブを選択します。一覧から [
RGB つまみ] を選択します。
例
RGB ( 255 ; 0 ; 0 ) は、赤を表す「16711680」を返します。
RGB ( 0 ; 255 ; 0 ) は、緑を表す「65280」を返します。
RGB ( 0 ; 0 ; 255 ) は、青を表す「255」を返します。
RGB ( 0 ; 0 ; 0 ) は、黒を表す「0」を返します。
RGB ( 255 ; 255 ; 255 ) は、白を表す「16777215」を返します。
「姓」および「名」というテキストフィールドを使用して「フルネーム」という 3 番目のフィールドを次の自動入力計算で指定します。「名」はオレンジ色、「姓」は紫色で表示されます。
TextColor ( 名 ; RGB ( 255 ; 165 ; 0 ) ) &" "& TextColor ( 姓 ; RGB ( 160 ; 32 ; 240 ) )
関連項目