自己連結リレーションシップ
自己連結リレーションシップ (自己結合) とは、両方の
照合フィールドが同じ
テーブル内に定義されているリレーションシップのことです。リレーションシップグラフには、リレーションシップのベースとなる 2 つめのテーブル
オカレンスが生成されます。これは、リレーションシップが循環するのを防ぐためです (循環しているリレーションシップは評価できません)。
たとえば、現在のテーブルの
レイアウト上の
ポータルで自己連結を使用して、各マネージャの下に配属されているすべての従業員を表示するなど、テーブル内の特定のデータを表示することができます。この例では、「従業員」という名前のテーブルを使用します。
自己連結リレーションシップを定義するには、次の操作を行います。
2. [リレーションシップ編集] ダイアログボックスの [テーブル] で、リレーションシップのそれぞれの側に同じテーブルを選択します。
上の例では、リレーションシップの両側で「従業員」テーブルを選択します。
3. 各テーブルオカレンスの照合フィールドを選択してリレーションシップを定義したら、[追加] をクリックして [OK] をクリックします。
4. 2 つめのテーブルオカレンスの名前を入力して [OK] をクリックします。
たとえば、「従業員 2」を「マネージャー」に変更します。
上の例では、「従業員::マネージャー ID」と「マネージャー::従業員 ID」が照合フィールドです。このリレーションシップは、「従業員::マネージャー ID」の値が「マネージャー::従業員 ID」の値と同じ場合、「従業員」テーブルの関連レコードを返します。
このリレーションシップはリレーションシップグラフで次のように表されます。
自己連結の他の使用例は、
FileMaker ナレッジベースを検索してください。
メモ
•リレーションシップグラフでテーブルを選択して
をクリックして、自己連結を作成することもできます。
関連項目